自分を守ることは恥ずかしいことではない
無理の利かない歳になってきた。
職場の泊まり込みがきつい。以前は休日は月のうち2日程度なんてこともザラだったけど、いまは休みがないと明らかに疲弊する。
まあ、もう50代半ばだもんね。30代と同じ働き方ではきついに決まっている。
決まっているんだけど、代わりになる人がいない。職場の性格上、ぼくの部署の誰かが24時間常駐していないといけない。
30代のころとはちがうところにいるんだけど、事情を抱えていて夜間休日対応ができない人が部署に多いのは変わらない。
でも、だからといって休日が月に2日なんて働き方をしていたら、この先自分が病んでしまう。
がんばって黙って働いていたらまわりがいつの間にか認めてくれるということは、おそらく期待できない。
助けて欲しいときは助けて欲しいと言わないと、伝わらないのだと思う。
卑屈にならず、怒らず、あきらめず、助けてくださいと言う。
むずかしいけれど、それができなければ潰れてしまう。
自分の身を守ることは、恥ずかしいことではない。
自分は無力だ。一人の力で出来ることは、せいぜい一人分とちょっとだ。
自分一人で職場を背負おうなどというのは、ヒロイズムに酔っているに過ぎない。
だから助けあう。助けあうためには、ひとを助けると同時に、自分もひとに助けを求める必要がある。
分かっているんだけど、そういう当たり前のことがなかなかできないのは、やっぱりまだまだ回復が足りていないんだね。
ステップを踏んでいきましょう。
と、誰もいない連休の職場で考えるわけです。
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