ブログ文化の消滅
久しぶりにブラウザのブックマークの整理をした。
おもしろそうなサイト、あとで役に立ちそうなサイトは片っ端からブックマークに突っ込んで来たので、整理をしないとあっという間にブックマーク一覧がカオスになってしまう。
で、ふといままで手をつけていなかったブックマークフォルダ「ブログ」に手が伸びた。
いままで仲よくしてくれていたブログ、AAメンバーのブログ、趣味や地域が同じブログなどが20ほど入っている。
それをすべてブラウザのタブで展開する。もう10年以上訪れていないブログもたくさんある。さてさて、いま彼らは何をしているのだろうか。
驚いたことに、一年以内に更新された「生きている」ブログはたった二つだけだった。
あとはURL自体存在しないか、最終更新から10年以上放置されたままだ。
当時、日々の思いを書き綴ったブログは、9割が消滅していた。
考えてみたらこのブログが始まったのももう20年以上前。2004年の5月23日だ。
職場での休日当番があまりにヒマなので、ふと当時流行りはじめたブログを書いてみようかと思い立ったのを覚えている。
そう、そのころはブログブームの始まりで、ブログを書いて日々の思いをネットに公表するのがちょっとかっこいい空気があった。ような気がする。
あれから22年。
ネットに自分の言葉を公表するのは特別なことでもなんでもなくなった。かっこいいも悪いもなく、仕事でも日々の暮らしでも当然のことになった。
そして、より短いフレーズが当たり前になり、言葉も映像も断片的になっていった。
エッセイのような、まとまった長さのブログは当然はやらなくなった。
あの当時のブロガーたちは、いまみんなどうしているんだろう。
ジョギングをして日々の記録を書き綴っている人もいれば、日記を淡々と公開しているブログもあった。
念力でキーボードを叩く実験をつづったブログもあったなー。
この20年、さまざまな表現物がどんどん短く簡素になった気がする。
YouTubeやTikTokの映像は数十秒のものが好まれ、カメラの前でダンスや突飛な行動を取るものばかりだ。
物語性は好まれず、瞬間的な視覚の快楽がもてはやされる。文章も同様だ。
時間を取って考えたり余韻を楽しむような表現物は、もう時代遅れなんだろうか。
そんな思考の流れをダラダラと書けるのも、ブログの良いところですね。
またユルく更新していきますので、皆さまよろしくお願いします。
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