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2025年6月 3日 (火)

久しぶりの飲酒夢

ゆうべ、久しぶりに飲酒夢を見た。

忘れないうちに書いておこうと思う。

 

まっ暗な闇の中で目が覚めた。

身体がだるい。

腕を上げようとしても上がらない。身体の向きを変えようとしても、重たくて身体が動かせない。

頭の芯がしびれて考えがうまくまとまらない。

いったいこれは…そうだ、これは大量飲酒から目覚めたときの特徴だ。

大量の酒を飲んで意識を失い、自分はいま、そこから目覚めたところなんだ。

でもたしか、ぼくは長いあいだ酒が止まっていたはず…でも確信が持てない。AAに参加したり結婚したり仕事をしたりしていたような気がするんだけど、うまく思い出せない。

どうやら全部夢だったようだ。

なにせ浴びるほど酒を飲んでブラックアウトし、こうして真夜中に目が覚めたのだから。

どこからか差し込む光で、自分がソファの上でだらしなく伸びていたのが分かる。どこかの散らかったアパートの一室。ゴミだらけ、荒れた部屋。たった一人。

頭がしびれる。喉が渇く。何よりも二日酔いで気分が悪い。

かたわらに転がっているはずの酒瓶を探す。

この不快さを逃れるには、もう一杯飲むしかない。少しは楽になるし、吐かずにうまく胃に収まってくれれば、またブラックアウトしてこのイヤな現実から逃げ出すことができる。

ウォッカか安いウイスキーのボトルが近くにあるはずだ。でも見つからない。

自分がさっきまでみていた夢を思い出す。酒が止まって結婚して仕事をして、それなりに歳を取って。色んな人たちと出会って。

はかない夢だった。きっと自分の願望が生み出した幻だったんだろう。

それよりも酒。酒だ。手がふるえ出す。止めるには早く酒を見つけなくては。

 

と言うところで目が覚めた。現実に帰還できた、と言うべきか。

目が覚めてからずっと、現実が揺らいでいるような感覚が止まらない。

実はいまぼくが暮らしている生活は、孤独なアル中が見ている夢に過ぎないんじゃないだろうか?

本当のぼくはまだ飲み続けていて、どこかの日の当たらない暗闇で、ふるえながら酒瓶を探しているんじゃないだろうか?

いまこの瞬間にも目が覚めて、本当の現実に戻るんじゃないだろうか?

 

ということで、ものすごくリアリティがあって現実が分からなくなるような夢でした。

最後の酒から何十年も経つのに、あのころの記憶はすべて自分の中に生々しく刻まれている。

まるでつい昨日のできごとのように。

自分が何者なのか、あらためて思い知らされたように思います。

これもまた恵みですね。

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