初夏の日射しとコーヒー
長い長い冬がようやく終わり、気がつけば春も過ぎつつある。
初夏の日射しがまぶしい。
いま住んでいる北陸は、冬が厳しい。でもその分、春から夏に移る季節はとてもドラマチックで美しい。
家の中に差す日射しも、色模様を変えている。
初夏の光を浴びながら、お気に入りのコーヒー豆を挽いてハンドドリップで淹れる。
ちょっと前までは手挽きで豆を挽いていたんだけど、さすがに面倒になってきたので、近ごろはグラインダーを使っている。
それでも、ハンドドリップで淹れると豆が膨らんでドームを作り、あたりにコーヒーの香りがただよう。
お気に入りの音楽をかけるのも良いけど、こういうときは朝の静寂とコーヒーの匂いだけでじゅうぶん。
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コメント
震災前の神戸の街。
冬に歩いてると、カランカランと喫茶店の扉が開く音が聞こえ、少し遅れて暖かい風とコーヒーの匂いが流れてくる。
コーヒーってそんな記憶と結びついてます。
投稿: k | 2024年5月12日 (日) 21:05
Kさん
コメントありがとうございます。
読んでいるだけで、kさんの体験がリアルに伝わってきました。
喫茶店のドアの開く音、カフェ流行りの昨今ではあまり聞かなくなりましたね。
往年の喫茶店、懐かしいです。
過去の風景が失われていくいま、そう言うあたたかい記憶が残っているのは良いものですね。
投稿: カオル | 2024年5月16日 (木) 15:03