ノスタルジックな写真、フジフイルム X-100V
富士フイルムのカメラが好きだ。
コンデジやミラーレスなどいろいろ試したけれど、今はもう富士フイルムのX-100V一本に落ち着いている。
X-Pro3も持っているんだけど、やっぱりボディにレンズを装着すると、いちばん小さいレンズにしてもかなりがさばる。
旅行や出張の時、さっとリュックサックや手持ちバッグに入れて持ち出せて、なおかつ写りがいいカメラとなると、X-100Vが今のところマイベスト。
何というか、ノスタルジックな写りがとてもいい。
写真は某新潟県内の田舎の蕎麦屋。
いろり席での一枚。
こちらは天ぷら。ってそのまんまですね。
小さいモニターだとただのボンヤリした写真なんだけど、少し拡大するとフィルムカメラの粒子感やきれいなボケ感が分かるかと思う。
なんてことない壁の突き当たりも、光が壁に散乱するグラデーションが何とも言えず、イイ。
こちらはその辺の雪景色。
暗くてピントが甘い写真のように見えるかもしれないんだけど、これが良いんです。
ちょっと暗い感じ、色があまりビビッドじゃない感じ、ピントがやや甘めで線が太い感じ。
どこか記憶の中の写真、ノスタルジーの中の写真のような雰囲気。
コンタックスT3に似ている。
コンタックスT3はお気に入りで、いまも2台持っているんだけどもうムリ。
何がムリって、フィルムも現像料も値段が爆上がりして、ちょっと日常使いはもうムリです。
カメラのキタムラのサイトで見たら、最安でフィルム1本が2,300円。探せばもっと安いところもあるんだろうけど、フィルムを2,3本撮って現像に出すだけで2万円弱くらいになりそうな勢いだ。
もうフィルムカメラはプロか好事家の領域に入ってしまったのだろうか。
昔話をしてもしょうがないんだけど、ちょっと前まで1本数百円だったものがここまで高騰するとは。
まあいずれまたコンタックスT3には活躍してもらう機会もあるだろう。
いまはX-100Vを相棒にして、あちこちで撮りまくるんだ。
いまは
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