お散歩カメラにフジフイルム X100V
最近、出かけるときは首からカメラをぶら下げて行くことにしている。
この2年ばかり、気がつけばほとんどの写真はiPhoneで撮影していた。
便利である。以前はピントも今ひとつで階調もそれなりで、カメラと比べるべくもなかった。
でもこの数年のスマホの進歩は著しく、カメラの出番は遠のくばかりであった。
しかし。だがしかし。
やはりカメラ、それもフィルムカメラの色調は何物にも代えがたい。
スマホのレトロ調のデジタル処理ではいかんのである。
そうは言っても、フイルムカメラは手間もお金もかかる。
10本ほどのフィルムを現像処理すると3万円くらいかかる。痛い。フイルムも、1本1600円ほどだ。とても日常的に使える金額ではなくなってしまった。
ではデジタルカメラはどうか。フイルムの質感を最も再現できるデジカメと言えば、やはりフジフイルムである。
レンズ交換式も良いけれど、お散歩カメラに最適なのは一体型。
と言うわけで、いまはX100Vを集中使用している。
なんというか、シャープな写真があまり好きじゃないのである。
輪郭が不明瞭だったりどこかピントが甘かったり、そういう写真が好きなのである。
ボケも、ある程度雑な感じが好きなのである。
だから、自分が撮った写真もこんな感じのばかり。
まあ、カメラが好きな人もそうじゃない人も、なんじゃこりゃ?という感じだ。
でもね、いいんです。
自分が好きな写真をお散歩で撮れていれば。
この写真も、壁際の暗いところがイイ。何とも言えずイイ。
日の当たるところが苦手で、どことなく暗がりが好きなのは性分なのかも。
てなことで、きょうもカメラをぶら下げて出かけるのであります。
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