Sharon Van Etten、Every time the sun comes upは名曲である
最近はSharon Van Ettenにハマってて、ずっと曲を聴いている。
どこか孤高の影を引きずった女性ロックシンガー。どことなく往年のパティ・スミスを感じさせるたたずまい。
この人の曲は、なんともたとえようのないエモーションがある。
諦念と受容と生きる意志を同時に持ち合わせているような、独特のフィーリング。
スプリングスティーンを彷彿とさせるリリカルなナンバー「Seventeen」も良いけど、ぼくのイチオシはEvery time the sun comes upだ。
何度も何度も繰り返される、美しいサビの歌詞。
Every time the sun comes up, I'm in trouble
(太陽が昇るたび、私はトラブルの中にいる)
暗いと言えば暗い歌詞である。でも、みんなそうじゃないだろうか。
この曲のすごいところは、たった3つのコードで成り立っているところだ。
美しいメロディとハーモニー、印象的なサビ。
それが、たった3つのコード、それも I, IV, Vの主要三和音だけで作られている。
いや、すごいね。
でも、ミュージシャンとして俳優として母として才能を遺憾なく発揮している彼女だけど、いろいろ苦労もあったようだ。
1981年生まれ、2022年で41歳になるシャロン。
ぜひまた来日して、円熟したステージを見せて欲しい。
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