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2022年1月23日 (日)

突然の中島らもブーム「永久も半ばを過ぎて」

唐突に中島らもブームが来ました。
ときどきふと嵐のように訪れるマイブーム。マイブームって死語か。まあいいや。みうらじゅん。
マイブームが襲ってくる時はいつも決まって何の前触れもなく、従って予想はまったくできない。今回、なぜ中島らもブームが来たのかも分からない。
ただある日いきなり頭の中に「永久も半ばを過ぎて」という単語が浮かんできた。なんだっけ、これ。記憶の底をひっくり返してみて、すぐに中島らもの懐かしい小説の題名だと思い出した。

話は半分くらい憶えている。
写植職人の家に詐欺師の友だちが転がり込んできて、なにかの本のコンペで度胸の据わったプレゼンをする。プレゼンのシーンの印象が強くて、その後のストーリーやオチはさっぱり憶えていない。

さっそくメルカリで中島らもの単行本セットを落札。
人体模型の夜もメリーさんの羊もガダラの豚も、急に読み返したくなった。こういうとき、メルカリは楽で良いよね。ヤフオク!だと落札まで何日もかかるから、急に欲しいときには不便なんだよね。

というわけで中島らもざんまいの日々である。
いま読み返すとストーリー展開に唐突さがあったりもするけど、場面の鮮烈さ、アイディアの奇想天外さは舌を巻くばかり。才能とはこういうことか。
途中「タブレット」という単語が出てきて「ん?」と思ったけど、単に薬の錠剤のことでした。そうだよね、中島らもの存命中はiPadなんてなかったものね。
文学とロックと酒と薬におぼれて夭逝した中島らも。ジムモリソンや破滅型のロックンローラーにあこがれて、破滅型の天才をめざして、それを突き進んだ人。
亡くなったのが2004年7月26日だから、もう18年も経つんだね。
もしいまだに生きていたらどんな作品を書いて、どんな音楽をやっているんだろう。YouTubeとかやっていたかな。あるいはiPhoneもYouTubeもサブスク音楽も「ケッ」と言って、ライブハウスででかい音でギターを鳴らしていたかな。

色んなことを考えながら、往年の作品を読み返しています。
1994年刊行の「永久も半ばを過ぎて」、名作だよこれ。 Img_9544

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