知らない街角、名も知らないカフェで
アメリカ東海岸から帰国してまる2年が経った。いまでもときどき当時のことを思い出す。
差別的な目に遭ったりつらいこともたくさんあった。けど、楽しいこともいっぱいあった。
なかでも、どこに行ってもカフェがあって、美味しいコーヒーが飲めたのはとてもうれしかった。
もともとラテは好きじゃなかったけど、思いがけないちいさなお店で思いがけない美味しいラテ、素敵なラテアートにありつけることもしばしばだった。
どんなちっぽけな街でも、美味しいコーヒーが飲める。それだけでも、アメリカは良い国だと思う。
いつもの街角、いつものカフェでラテをたのむ。店員さんはたいがい大きな笑顔でたっぷりのあたたかいラテを淹れてくれる。
いまでもときどき、思い出す。
名もないカフェ、あたたかくて濃いラテと街のざわめき。
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コメント
「ストレート」ではなく美味しい「ラテ」との出会いというところがカオルさんの柔らかさが出てるのかな
見知らぬ街でカフェラテ飲む異邦人
投稿: | 2020年4月 8日 (水) 01:38
ありがとうございます。照れますね!
アメリカにいたころが、なんだか遠い夢のようです。
投稿: カオル | 2020年4月 9日 (木) 17:47