2020 Evangelion Asuka Telecaster 発売
シン・エヴァンゲリオン劇場版公開を記念して、フェンダーからアスカモデルのテレキャスターが発売になる。
2020 Evangelion Asuka Telecaster® | Electric Guitars
一見、エヴァンゲリオンっぽさはない。
ネックとヘッドが黒く、ボディが赤を基調とした美しい3色塗装のテレキャスターという感じ。
スペックとしては、3色塗装のピックガード、ネックと同色の黒いヘッド、赤いナット、指板インレイは12フレット部に2号機のインレイがあるのみ、ネックプレートにネルフのロゴ、ピックアップはアルミトーンピックアップというもの。あとは鶴巻和哉書き下ろしのイラストつきオリジナル認定書、ネルフのロゴステッカーがついたハードケース。
エヴァンゲリオングッズとして考えれば、訴求力は今ひとつ。このギターを抱えたプレイヤーを見て、エヴァンゲリオンを想起するのはほぼ不可能。初号機カラーにすればまだエヴァっぽかったんだけど。
が。
エヴァ視点を離れ、フェンダーの新しいテレキャスターとしてみればけっこうイケる。
アルミトーンピックアップは、ぼくはこのギターで初めて存在を知った。宣伝文によれば、メカニカルなルックス、深く歪ませても低音が潰れにくく、ローノイズながらもクリアで抜けの良いサウンドが特徴、ヘヴィなサウンドを好む演奏者にも好まれる、と書いてある。
そのアルミトーンピックアップが、フロントはシングル、リアはハムバッカー仕様のものが搭載されている。音は想像するしかないんだけど、テレキャスでハムバッカー仕様となれば、シンライン72っぽいサウンドなんじゃないだろうか。
売れるかどうかはよく分からない。
エヴァ世代ももう40から50代。25万円の限定モデルだが、中高年に達したファンなら購買力は期待できるだろう。
FENDER x ASUKA TELECASTERプロジェクトは2013年からスタートしたそうだ。7年を費やして企画されたギター、おそらくていねいに作られているにちがいない。
とくに、アルミトーンピックアップを搭載したギターは、おそらくフェンダーでははじめてとなるではないだろうか。
ギター単体としてみても野心的で、ユニークなのはまちがいない。
しかし25まんえん。。。。
ワタクシ?たぶんパスです。
でも、機会があれば試奏してみたい。
してみたいけど、きっと店頭に並ばずに予約完売しちゃうんだろうな。
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