大岡川の桜
またしても更新が滞っております。スミマセン。
少し前になるけど、花見に行ってきた。
場所は大岡川。京急線を黄金町で降りて、大岡川沿いの桜並木を下流に向かって歩く。
この日は大岡川桜祭りとのことで、川の両岸にはびっしりと屋台が出ている。
そう言えば去年も同じ、この大岡川桜祭りの時にここに来ていた。あれから一年。早いものだ。神奈川に来てから時間の流れが加速している気がする。生活が変わってきたせいか、あるいは単に歳のせいか。
この黄金町あたりの川沿いは、どうもサブカルチャー系が主流のようである。試聴室なる、いかにもサブカルっぽいお店もある。屋台もひげにニット帽の、いかにもバンド系というおじさんたちが外国のビールを売り、ハーブ入りソーセージを焼いている。高円寺とか下北沢とかっぽい、夜の似合うおじさんたちである。福島県の花見イベントとはあきらかにちがう系である。
ある橋の下では、浮き台の上でバンド演奏が繰り広げられていた。
ジャンルはブルース、フュージョン、ジャズロックと言った、明らかにいまのユースカルチャーとは一線を画した音楽である。
でも、いいの。ここはそういう場所なんだから。演奏しているのも明らかに40代以上である。
AKBもゲラゲラポも、ここでは聞こえてこない。子どもにおもねらない祭りはいいものである。
試聴室でELPを聞き、メインステージのブルースを聞き、小さなカフェで美味しいコーヒーをいただく。そういう祭りなのである。
ぜひここはこのままでいてほしい。タイシューにゲーゴーしない、ツウな祭りでいてほしい。
場末の飲み屋街のブルース、最高じゃないですか。
| 固定リンク
コメント