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2015年4月24日 (金)

大岡川の桜

またしても更新が滞っております。スミマセン。
少し前になるけど、花見に行ってきた。
場所は大岡川。京急線を黄金町で降りて、大岡川沿いの桜並木を下流に向かって歩く。
この日は大岡川桜祭りとのことで、川の両岸にはびっしりと屋台が出ている。

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そう言えば去年も同じ、この大岡川桜祭りの時にここに来ていた。あれから一年。早いものだ。神奈川に来てから時間の流れが加速している気がする。生活が変わってきたせいか、あるいは単に歳のせいか。

この黄金町あたりの川沿いは、どうもサブカルチャー系が主流のようである。試聴室なる、いかにもサブカルっぽいお店もある。屋台もひげにニット帽の、いかにもバンド系というおじさんたちが外国のビールを売り、ハーブ入りソーセージを焼いている。高円寺とか下北沢とかっぽい、夜の似合うおじさんたちである。福島県の花見イベントとはあきらかにちがう系である。

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ある橋の下では、浮き台の上でバンド演奏が繰り広げられていた。
ジャンルはブルース、フュージョン、ジャズロックと言った、明らかにいまのユースカルチャーとは一線を画した音楽である。
でも、いいの。ここはそういう場所なんだから。演奏しているのも明らかに40代以上である。
AKBもゲラゲラポも、ここでは聞こえてこない。子どもにおもねらない祭りはいいものである。
試聴室でELPを聞き、メインステージのブルースを聞き、小さなカフェで美味しいコーヒーをいただく。そういう祭りなのである。
ぜひここはこのままでいてほしい。タイシューにゲーゴーしない、ツウな祭りでいてほしい。
場末の飲み屋街のブルース、最高じゃないですか。

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2015年4月 9日 (木)

MacBook Airのストレージ不足問題

先日、新しいMacBookがリリースされた。

Apple - MacBook

テクノロジーの進歩は喜ばしい。が、Macの進化はどうもぼくの望む方向と異なる方向に進んでいるようだ。
ぼくの望む進化は下記のようなもの。

・より高速な処理能力
・より軽く、薄く、優れた可搬性
・高い拡張性(USB、FireWire、Thunderbolt、SDカードスロット、増設可能なRAM、内蔵ストレージなどなど)
・大きな内蔵ストレージ

が、現在のMacは後者の2つは逆に逆に進んでいる。

・より高速な処理能力
・より軽く、薄く、優れた可搬性
・低い拡張性(RAM増設不可、どんどん少なくなるポート類)
・低い内蔵ストレージ(128GBって、なんにも入らないぞ)

そして極めつけが
・より高価格。

うーむ。うーむ。
最近のMacは上の2つが魅力的なため、あとの2つとのギャップに悩むことになる。
高い処理能力、小型軽量、高い質感。その反面、小容量ストレージと低い拡張性を我慢しなければならない。すべての要素を満足させようと思えばBTOでMacBook proのパワーアップ版を購入せざるを得ないが、余裕で30万円超えだ。

中でもストレスなのが、ストレージ容量の小ささ。ぼくのMacBook Airは500GBだが、すでに残量は74GB と非常に心細い。
何がストレージを圧迫しているのか。
写真ファイル。音楽ファイル。DTM関係のプラグイン。こうったものがどんどん増えている。

今どきさー、写真もどんどん高精細・大容量になって、音楽ファイルも高音質大容量になってきているのにさー、内蔵ストレージ256GBとかあり得ないっしょ。
DTMをやって家族写真も格納して仕事にも使うとなれば、1TBはないと間に合わない。
みんなどうしているんだろう?
もちろん外付けHDDは持っているんだけど、Mac本体の軽量化と引き替えに重たい外付けHDDを持ち歩くのって、なんか矛盾している気がする。
せめてさー、750GBくらいあると何とか足りると思うんだよね。

などとぶつぶつつぶやきつつ、きょうも不要ファイルを細かく捨てているのでした。
テクノロジーが進歩しているのにイマイチ楽になっている気がしないんだよね。

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2015年4月 5日 (日)

あるグループの終わり

何ごとも始まりがあれば終わりがある。
AAグループだってそうだ。グループの誕生もあれば、同じグループが解散することもある。
先日、故郷のあるAAグループが解散を迎えた。詳細は分からない。何らかの理由でグループを存続することが難しくなったのだと推測するしかない。
残念に思う反面、解散するという決断を下したメンバーに敬意を表したい。や、解散が喜ばしいってことじゃない、もちろん。
色んなグループを見てきたけど、解散の潮時を逃したとしか思えないグループもあった。
それよりはグループを一端解散して、個々のメンバーが次のステップに踏み出せるようにした方がいい場合もある。

AAがグループを作るのは、もちろん自分が回復し続け、新しい仲間に回復を手渡すためだ。そのためのグループである。けど、いつの間にか目的と手段が入れ替わり、グループの存続それ自体が目標になってしまうことがある。
暗い顔をした古参メンバーがぴりぴりした雰囲気でミーティングを仕切っているような状況では、新しい仲間も増えないし、回復のメッセージも運べない。

もちろん、何が正解かは分からない。分からないけれど、メンバー、あるいはグループが自分の信じた神の配慮にゆだねた結果、解散すると決めたのならそれは正解だと思う。


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最後のミーティングには多くの仲間が集まった。
ぼくと同じように、県外から駆けつけた仲間も多かった。
大勢の人に愛されたグループだったんだな、と思う。
このグループの第1回ミーティングに参加したのがつい昨日のようだ。約12年前のことだ。ぼくはまだ独身だったっけ。最初のスポンサーとともに、ケーキを持参してミーティングに行ったのを憶えている。
暗い蛍光灯、すきま風の入る木造の教会。きしむ木板。ビッグブックと12ステップに忠実なグループを作ろうとした仲間たちは、そんな環境でも気概に燃えていた。

長い間、本当にお疲れさまでした。
あなたたちがどれほど真摯にグループを運営し、仲間のために心を砕いていたか、ぼくは知っています。
あなたたちのその姿勢は、きっと次の仲間に、そしてまた別の仲間に受け継がれていくでしょう。
もちろんあなたたち自身も、また次のグループで自身の回復を延ばし、新しい仲間の手助けをしていくことと信じています。
また会いましょう。会い続けましょう。

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2015年4月 2日 (木)

AAに紹介するのは医者か?仲間か?

日本の場合、ニューカマーがAAに自発的に来ることはまずない。

ひとつは日本ではAAの知名度がそれほど高くないことがあげられる。ぼくは飲んでいたころ探偵小説マット・スカダーシリーズが好きでAAのことは知っていたが、そういう人はあまりいないだろう。
もう一つは、知らないサークルに飛び込むことへの抵抗だ。医者から言われて、回復のために自助グループが必要なのは分かった。でも日が暮れてから言ったこともない公民館に、初めて行くのは気が引ける。ぼくもそうだけど、アル中は新しいこと、見知らぬ状況を好まない。臆病なのだ。
では、AAに来るのはどういう経路か。
だいたいが病院の紹介である。医者や看護師、ソーシャルワーカーなどからの紹介。
あるいはメッセージを運んでいる仲間の誘いで来ることもある。

では、病院の勧めとメッセージ、どちらが有効なのか。

ここに面白い研究がある。医者が勧めた方がいいのか、仲間が勧めた方がいいのかを調べた研究だ。

Does active referral by a doctor or 12-Step peer improve 12-Step meeting attendance? Results from a pilot randomised control trial. - PubMed - NCBI

短い記事なのでぜひ原文を読んで欲しいが、訳してみた。例によって訳はテキトーです。

医師の積極的な紹介、または仲間の関わりはミーティング参加を改善するか?

【背景】
12ステップ自助グループ(SHG: Self Help Group)への活発な参加は治療中・治療後の物質依存の予後に関連する。しかし英国でのSHG参加率は低い。
【方法】
RCT(無作為抽出試験)を用いて、医師または12ステップグループの仲間の積極的な紹介がミーティング参加率に影響するかを調べた。解毒入院中の151人のアルコール、麻薬、コカイン、ベンゾジアゼピン依存患者に積極的なミーティング紹介を行った。紹介方法別に12ステップグループ仲間群 (PI)、医師介入群(DI)、介入なし群(NI)の3つに分け、退院2〜3ヶ月後まで83%を追跡調査した。
【結果】
入院中の積極的なミーティング紹介は有意にミーティング参加率を高めた(88% VS 73%)。退院後のミーティング参加率はPIが64%、DIが48%、NIが33%であり、PI群がより高い参加率を示した。入院中のミーティング参加率は退院後より3倍高かった(59% vs 29%)。退院後の継続的なミーティング参加者はより高い断酒・断薬率であった(60.8% vs 39.2%)。断酒・断薬率は紹介の手法ごとに特に大きな差はなかった(44% [PI], 41% [DI] and 36% [NI])。
【まとめ】
12ステップグループへの参加は断酒・断薬と大きく関連した。とくに12ステップグループの仲間の積極的な紹介は継続参加率を高めた。患者の予後は強力な回復サポートなしにはあり得ない。英国での12ステップ活動支援がメリットを生むことを示した。

てなことで、医者の紹介は仲間の勧めに劣ることが分かった。
医者の紹介成功率48%、仲間の紹介成功率64%。
仲間群の圧勝ですね。
で、いちど継続参加につながれば、その後の断酒率はあまり変わらない。当たり前か。

しかし何だろう。仲間の紹介成功率64%って、日本はそんなに高い実感はないぞ。病院メッセージからミーティングにつながる率はせいぜい数パーセントって気がする。体感的に。
英国の介入は「解毒入院中」ってのがミソかも。酒が抜けてある程度落ち着いてからメッセージを受けても、あまり身が入らないのかも知れない。
あるいは英国ではもうちょっと積極的にニューカマーを引っ張っているとか。日本は病院メッセージに出かけてもひたすら体験談をするだけで、あんまり引っ張らないもんね。もうちょっと強く呼び込みをしてもいい気もする。

それにしても、日本でもこういう研究やらないかしら。日本のAAの活動も、客観的な数字がないと議論ができないもんね。

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