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2014年9月14日 (日)

同窓会に思う

先月、今月と、相次いで同窓会があった。
先月は中学の同窓会。今月は大学の同窓会である。
あまり気乗りしなかった。どちらも飲酒がらみで関係を壊した相手がいる。
けど、ひょっとしたらいい埋め合わせの機会かも知れない。それに、自分が忘れてしまっている過去の失敗に気がつけるかも知れない。
そう思って参加してきた。
結果、気まずくなるようなことは何もなかった。
どちらの同窓会も思った以上に楽しく、旧友たちに会うことができた。
中学のときに仲の良かった友人の一人と会った。
彼は率直に、こんな話を教えてくれた。

あいつはひどいアル中だ、あいつはダメなヤツだ、と、何年も前に別の友人から聞かされていた、と。
けどこうして元気な姿を見れてうれしい、と。

そう、ぼくが酒に溺れてひどい状態だったことは、みんな知っている。
それでもこうして会えば、ちゃんと旧交を温めてくれる。ふつうに接してくれる。うれしいことだ。
それもこれも、酒をやめていればこそ。飲んでいたらきっと、自己憐憫と自己卑下にまみれて、同窓会になんて出てこれなかったろう。
何年も前のうわさ話を聞かされても、どうってことない。過去のうわさ話に腹を立てても仕方がない。それはその当時の真実だったんだから。


大学の同窓会では、酒に溺れてひどい状態だったこと、依存症の診断を受けたこと、そしていまは断酒していることを話した。
迷惑をかけた相手には、迷惑をかけて申し訳なかったと話した。
相手はぼくが酒をやめて元気になって良かった、と言ってくれた。ほかの埋め合わせと同様のパターンだ。
そのあと、共通の友人の近況などを話しあった。十数年の距離が少しだけ縮まったように感じた。

アルコールは人を孤独にし、他人との距離をどんどん大きくする。
そして回復のステップは人との距離を近くし、失った相手との調和を取り戻す。
それにしても、失ったものがなんと大きいものか。酒の問題がなければ、この同級生たちとこんなに距離が開いていなかったろう。多くの友人が残っていただろう。
ほんと、依存症は社会性の病気だ。社会との絆を失い、孤独になり、社会の中の居場所を奪っていく。
酒を止めるだけじゃ足りない。
失ったものを取り返していかないとね。

など、感慨深い同窓会シーズンでした。

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