休日仕事
職場が変わって以来、ものを書く仕事が急に増えている。
職場内での業務文書ではなく、対外的な原稿だ。自分の書いた文章が不特定多数の目に触れる。誰に見られるか分からない。自分だけならいざ知らず、下手を打てば職場の直結する。気が抜けない。
ぼくはこの手の原稿を、職場では書けない。なぜだか分からないけど、職場のデスクでは考えがさっぱりまとまらないのだ。
必然的に、自宅に持ち帰って文章をこしらえることになる。うんうんうなりながら文章をひねり出していく。
ブログのたぐいだったらいくらでも文章が出てくるんだけど、業務関連はそうも行かない。ブログではデタラメを書こうが(書いてないけど)同じ写真を2回載せようが誰にも怒られないけど、業務関連ではそうはいかない。
センテンスを一つ考えるごとに文献をあたり、グーグルで調べ、まちがいがないかどうかチェックする。
そうしてできあがった原稿を、最終的に何度も見直す。見直す段階で大幅手直しが必要になることもある。
半べそをかき、集中力が何度もとぎれそうになり、最後は「この辺で良いだろう」というところで脱稿する。
疲れるんだ。
きょうもきょうとて朝から文章書きである。煮詰まってくるのが自分でも分かる。
煮詰まれば煮詰まるほど文章は出てこなくなる。
あああ、物書きの天賦の才が備わっていればこんなに苦しまなくて良いのに。。。
愚痴を言っても始まらない。
真っ正面から取り組むしかない。近道はない。汗を流し、一語一語、虫が這うようにでも書き進めるしかない。
つらいのであります。
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