いきおい重視
最近、仕事の大半を「いきおい」でこなしている。
下調べとか準備とか、そういう作業は抜き。必要な下調べや準備は、詰まった段階で行う。
昔から「段取り八分」と言う言葉がある。事前の準備、段取りが業務進行の成否を決めるという意味だ。
ぼくは昔からこの言葉の忠実な信奉者で、可能な限りの準備を整えてから仕事に取りかかっていた。
それは分かっているんだけどいまの自分の場合、段取りに手間取っているとそこどんどん煮詰まっちゃって、まごまごしている間にほかの案件がどんどん入り込み、結局進まなくなっちゃう。
取りあえず、やる。
プレゼンも文書も、いきなりとりかかる。内容がまったく思いつかなくても、タイトルだけでも入れる。ちょっとでもアイディアが出たら、クオリティがどうとか考えずにどんどん放り込む。
前に作った文書のコピペでも気にしない。
もちろん初めの方はめちゃくちゃだけど、そのうち内容がまとまってくる。めちゃくちゃな部分はあとで手を入れれば良い。
クオリティを犠牲にして量とスピードを優先している気もするけど、仕事のクオリティなんて数年もすれば変わるのである。
数年前に仕上げた文書やプレゼンを見ると、クオリティの低さにがっかりする。数年経てばそんなもんだ。
てなことで、朝の6時に起きて仕事。
晩ご飯を食べたあとも文書作成。いきおい重視でがんがん行くのだ。
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コメント
『兵は拙速を聞く』というやつですな。
走り出す前の決断・決心は十分検討する必要があるのでしょうが、始めない事にはねぇ…。
後は経験の場数でどんどん上達しますからね。
うむ、12のステップですな!
投稿: k | 2014年2月16日 (日) 21:05
kさん
兵は拙速を聞く、ですかー。始めて知りました。
さすが、物知りですね。
そうなんです、まずは始めないと始まらないんです。
当たり前のことですが、この頃になってやっと実感できるようになりました。
場数をこなしてりゃ何とかなるってのは、ほんとそのとおりです。
仕事もソブラエティも、同じかも知れませんね。もちろん、クオリティは絶えずちぇっくしていなくっちゃ行けませんが。
投稿: カオル | 2014年2月17日 (月) 14:47
『かつては私たちを困らせた状況にも、直感的にどう対応したらいいのかがわかるようになる。』
経験を積んだ職人が細かく計測しなくても状況がわかるようなもんですな。
或いはインターンが経験を積んで名医と呼ばれるような感じというか…。
物知りと言われると恥ずかしいです…。
(/ω\)ハズカシーィ
投稿: k | 2014年2月17日 (月) 22:37