APSフィルムがいよいよ終焉を迎える。さよならCONTAX TiX
マイフェイバリットカメラ、CONTAX TiX。
今まで何回か紹介してきた。写りの良さ、ボケの美しさ、線の太い描画が気に入って、よく使っている。
いや、よく使っていた。
最近、APSフィルムの手持ちが心細くなり、すっかり出番がなくなってしまった。いまも棚の上に眠っている。
そう言えば、APSフィルムの相場はどうなっているんだろう。
ヤフオクを調べて驚いた。なんと、APSフィルム一本で1000円が相場になっている。
とうに期限が切れているのはまだ安いが、2014年3月に期限切れを迎える富士フイルムNEXIA400、25枚撮りはたいがい一本1,000円だ。
しばらく前に調べたときの倍になっている。
一コマ40円。うーむ。
いまAPSフィルムを高値につり上げているのは、APSにこだわりのあるファン層か転売屋か、どちらかだろう。
たぶん転売屋は、買い占めたAPSフィルムを高値で小出しにオークションに流し続けると思われる。
悔しいが、APSフィルムカメラは一部の好事家の趣味になってしまった。
日常的にがんがん撮って楽しむカメラではなくなってしまった。
ああ、惜しい。惜しいなあ。CONTAX TiX、好きだったんだけどなあ。
富士フイルムさん、生産再開してくれないかしら。一本500円程度でも、こぞって購入するマニアは大勢いると思うんだけどな。ぼくを含めて。
ということで、TiXで撮った写真を何枚か。まずは2009年に沖縄に行ったときのもの。
それから、福島に住んでいたころに撮ったご近所写真。白鳥はなぜか、郊外の田んぼにたくさん泳いでいた。
同じような写真で申し訳ないんだけど、空や雲の絶妙の粒子感がたまらなく好きなんだよね。ぜひアップで見てください。
さよならTiX…。゚(゚´Д`゚)゚。
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