タイ帰り
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てなことで、タイに来ております。
タイに来て驚きました。さほど暑くないの。
気温が高いのは高いんだけど、東京や神奈川よりちょっと低いくらい。おまけに日陰はかなり涼しい。
タイは熱帯雨林気候でたいへんに蒸し暑いと思っていたけど、
日本の方が暑いです。
しかもその暑い日本の方でサラリーマンはネクタイにジャケットを着ている。まじめというか、ヘンな国。
それはともかく、時間があったので町をぶらついてみました。
アジアの裏道は、もう歩いているだけで楽しいのです。
まずはおなじみ、トゥクトゥク。この後ろに乗ってみたい。たいした乗り心地じゃないのは分かっているけどつい乗りたくなる。ふしぎな車両。アジアはいいね。
そして屋台街。ここを過ぎるとさらにディープな世界に。
まずは屋台の麺を出すお店。トッピングはお好みで、ということらしい。
さらに奥に行くとさらに驚くべきお店が。
はい。
生肉をそのまんま露店に並べてます。
冷蔵庫なし。氷なし。あるのは日よけくらい。
木陰は涼しいとはいえ、おもては優に30度を超える気温。どうするんだ、この生肉?ちょっと見ていたけどまったく売れてないぞ。
そんなこんなで、カルチャーショックなタイ王国です。
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いよいよきょうから海外出張。
目的地はアジアの某国である。身バレするのでまだナイショ。
ここ2,3日は準備にかかりっきり。先方から急に、VIPがセレモニーに参加するのでフォーマルウェアを用意せよとのお達しが来たり、大わらわである。
調べたら、海外のフォーマルウェアとは最低でもタキシードらしい。スーツに白ネクタイという日本の結婚式スタイルでは通用しないらしいのである。
あわてて海外に詳しい人に聞いたりと、たいへんだった。
海外ったってアジアと欧米では風土もマナーもちがうし、国によって、地域によってもちがう。どうすりゃいいのよ状態。
そんなこんなで、バタバタしているうちにいよいよ出発。
気が乗らないなー。行きたくないなー。
これが観光なら楽しいんだけどね。(´ε`;)ウーン…。
でわでわ、行って参ります。
現地のAAミーティングに行くのが楽しみですよ。
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東京マラソンの抽選結果が来た。
ONE TOKYOプレミアムメンバー先行エントリー抽選結果のご報告という、長いタイトルのメールだ。
結果?
いつもどおりである。
このたびは東京マラソン2014の先行エントリーにお申込みをいただき、誠にありがとうございました。 定員を超えるお申込みがあり、厳正なる抽選の結果、 誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。
ま。こんなもんである。一昨年、その前と2年続けて出られたのが幸運だったのである。
ちなみに、数日前にはこんなメールも来ていた。
7月31日(水)17:00でプレミアムメンバー限定の先行エントリーを締め切りました。 先行エントリーの最終申込総数は、27,428人です。(定員3,000人、約9.1倍)プレミアムメンバーで9.1倍。ほとんど一般エントリーの倍率と変わらない。 ちなみに東京マラソンの倍率の推移は
東京マラソン2013 10.3倍 プレミアム会員 8.2倍
東京マラソン2012 9.6倍 プレミアム会員 5.4倍
東京マラソン2011 9.2倍
東京マラソン2010 8.5倍
東京マラソン2009 7.5倍
東京マラソン2008 5.2倍
東京マラソン2007 3.1倍
と、年々上がっている。プレミアム会員も、前回の8.2倍から9.1倍と、一段と厳しくなった。
一般倍率と大差ないんじゃプレミアム会員の意味がないじゃないかとも思う。が、まあ仕方ないよね。
このあと引き続き自動的に一般エントリーされるそうだが、ま。ダメだろう。
東京マラソン落選の通知を聞き、今年も後半に入ったことを知る。やり残しのないよう、粛々と人生の歩みを進める。
これがただしい東京マラソン落選通知のありかたです。
地団駄踏んで悔しがるのは品がないですわね。オホホ(負け惜しみ)。
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フジロック3日目、DJ浅野忠信を見てきた。
正直あんまり興味はなかったんだけど、妻がどうしても生で浅野を見たいという希望があったので行ってみた。
メイン会場から徒歩15分でドラゴンドラ乗り場、そこからロープウェイでで20分。会場のエアブリーズに到着。
いました。浅野忠信。
テレビで見るのと同じ顔している。当たり前か。
さて。どんなサウンドを鳴らしているのか。
ぼくは、PCDJでターンテーブル型のコントローラ、曲は今どきのダブステップだろうと予想していた。コントローラはNaitive InstrumentsのS4あたりか。
が。
派手な音は聞こえてこない。ひたすらドラムとベースの反復。ワンショットのSEすら鳴らない。
こ、これは・・・ミニマルテクノ。
テクノの中でももっとも硬派な、言い換えればジミなジャンルである。ひたすら短いドラムとベースの反復が行われ、フレーズがすこーしずつ形を変えていく。
いわば音の「揺らぎ」を楽しむツウなジャンルである。FEED MEなんかの派手なダブステップサウンドとは対極に位置する。
取り囲む浅野ファンらしき女性たちも盛り上がれない。小刻みに体を揺らすくらい。
ひたすら手元に視線を落とし、ほとんど顔を上げないDJ浅野。
その視線の先を見る。
こ・・・これは・・・ッ!
YAMAHA QY100!
ほかに機材は見当たらない。
浅野はYAMAHA QY100イッコでミニマルテクノを鳴らしているのである。
写真では分かりづらいが、PioneerのCDJの向こうに見えるのはまぎれもないYAMAHA QY100である。
解説しよう。
QY100は、今から10年以上前に発売された、ふるーい音源内蔵シーケンサーである。
小型でハンディ、電池駆動。どこにでも持ち歩けて曲を作れるのがウリだった。音源もドラム、ベース、ディストーションギターなど、それなりに充実していた。
が、時は電子楽器進歩のまっただ中。ちまちまとジミなモノクロ液晶にフレーズを打ち込むQY100の制作スタイルは面倒くさかった。鍵盤も1オクターブしかない。
そして音源。電子楽器の悲しさ、時代が過ぎればどうしても古くさくなってしまう。とくにストリングス、ホーン系はチープだった。鍵盤がベロシティ対応していないのでよけいに平板な印象を与える。
あとで細かくベロシティや発音タイミングを調整すればいいんだろうけど、それも面倒くさい。
ひとことで言えば、スーパーの店内で流れるインスト音楽の印象である。
ぼくも以前所有していた。けどDAWに比べてあまりに面倒くさいので、一通り触っただけでヤフオクで流してしまった。すみません。
そのQY100を流麗に操り、ミニマルテクノを奏でるDJ浅野忠信。
ドラムとベースだけの1〜2小節の基本フレーズを、リアルタイムでいじっている。それだけと言えばそれだけなんだけど、ちゃんとツボにかなった、いい感じのテクノである。
やるな浅野!
ときどきリバーブが深くなったりするので手元をじっと見ていたけど、QY100以外に機材は何もない。内蔵エフェクトをいじっているようだ。
外部エフェクトなし。PCDJなし。トラブったりおかしな操作をすれば一瞬でもろバレの一発勝負。
うーん。すばらしい。あっぱれである。
小一時間ほどのDJを終え、客に軽く会釈すると、QY100本体と電源アダプタを袋に入れて引き上げる浅野忠信でありました。
しかし伏せ目がちなひとだった。ほとんど顔を上げなかった。ふだんからあんなに伏せ目がちなんだろうか。信号を渡るときとか大丈夫なんだろうか。
いろいろ考えさせられるステージでした。
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気がついたら海外出張の予定がどんどん近づいている。
航空券の手配とパスポートの切り替えなど、なんとか一段落した。貴重な夏休みの一日をパスポートの受け取りに費やして釈然としない思いもしたが、なんとか終わった。
現地A社とのやりとりも済み、向こうでの行動予定もあらかた固まった。
あとはAAミーティングの会場や美味しいレストランを調べるだけである。
これはカンタン。しょっちゅうやってるからね。
やれやれ。あとはeチケットとパスポートだけあればどうにかなるワイ。
…と思ったら。
日程表の最初に、フォーマルディナーの文字が。
Σ(・∀・|||)ゲッ!!
ディナーは別にかまわない。もぐもぐメシ喰っていれば良いだけである。
問題は、フォーマルディナーだと当然、ご招待にあずかってありがとうございますのスピーチをしなくてはいけない。
あっちゃー。
あいうっどらいくつーぎぶあすぺしゃるさんくす、ふぉーざいんびてーしょん。うぃーあーべりーはっぴーつーあってんどでぃすかんふぁらんす。さんきゅーさんきゅー。
このくらいで済めばいいんだけど、すまないだろうな。
うちらだけじゃなく、世界各地からおおぜい重鎮が来るし。
そもそも英語できないのにオマエら何しに来てるんじゃと言われそう。あああ。こまった。
ま。ハートと度胸があればきっとなんとかなる。きっと。う、うん。
・・・とりあえず、英語のスピーチ用意しておこうっと。
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久しぶりに故郷のミーティングに参加した。
同じ市内の別グループだ。
メンバー数の伸び悩みは全国どこも同じようで、このグループもここ数年はメンバー数が減りながらも、数名ががんばって維持している。
が、昨日はなんと、新メンバー1名が増えていた。おまけにグループを離れたメンバー数名も戻ってきていた。
いきなり大所帯。
おお、おお。
こういうこともあるんだね。
メンバーがグループを離れることは、しばしばある。
いろんな理由があるけれど、グループ内、AA内の人間関係に摩擦を生じて離れていくこともよくある。
思うんだけど、こじれかけているときって、あんまり強く説得をしてもしょうがないんじゃないかな。
気持ちが離れかけている人間にセッキョーや理屈で考えを翻させようとしても、よけい気持ちが離れていくだけだもんね。
もともとオレら、セッキョーや理屈がだいきらいな人間の集まりだし。
関係がこじれきっていなければ、離れていったメンバーがまた戻ってくるチャンスがあるかも知れない。ないかも知れない。いずれにせよ、それは神さまが決めることだ。
われわれは離れていくメンバーの手を引っ張らず、戻ってきたときは暖かくまた迎えれば良し。
離れていくメンバーには、相応の理由がある。もしグループに問題があるのなら、引きつける魅力を失ったグループのあり方を見つめ直しても良いだろう。
出て行く出て行かないでけんかしてるのは、ごく控えめに見ても酔っ払いにしか見えないもんね。
きのう参加したグループは、何とも言えない暖かさのあるグループだ。
メンバーが代わっても、あたたかさ、思いやり、共感といったグループの核は失われていない。
戻ってこれる雰囲気があるって、大事だよな。
久しぶりに古巣に戻ってきたメンバーの顔を見ながら、そんなことを考えていたのでした。
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フジロック2013のベストアクトは?
もちろんCJラモーンである。あのNYパンクの雄、ラモーンズの数少ない生き残りのひとり。
7月26日(金)、グリーンステージ2番目。登場前からモッシュピットにはGABA GABA HEYのプラカードを持ったファンがうろうろしている。もちろんラモーンズの代表曲「PINHEAD」の歌詞の一部であり、ラモーンズライブではプラカードを掲げてファンが大合唱することで有名な一節である。耳に入った話によれば、ラモーンズファンクラブの方々が大挙して詰めかけているとのこと。
ライブが始まる。ベースがCJラモーン、ほかギター、ドラムのシンプルな3ピースバンドだ。元ラモーンズメンバーとは言え、現在はバンドは解散。主要メンバー3名は死亡。現在のオリジナル曲中心で、ラモーンズナンバーは数曲程度だろうな。と思ったら。
一曲目からJUDY IS A PUNK。いきなり血がたぎるワタクシ。その後もまさかのラモーンズナンバーのオンパレードが続く。モッシュピットのファンは大喜び。モッシュ、ダイブの雨あられ。ぼくももちろん突入。途中でメガネは落ちるし頭上を何人もが泳いでいくし、もう何が何だか分からない状態。ファンの期待に応えるようにラモーンズナンバーを繰り出すCJラモーン。シーなはパンクロッカー、ロッカウェイ・ビーチ、コマンドー、I wanna be your boyfriend。ヒットナンバーの大半は演奏したんじゃないだろうか。
ラストはもちろん、ピンヘッド。苗場にひるがえる無数のGABA GABA HEYの旗。大歓声。
もう感動ですよ感動。ほとんどトークもなく一気に「1234!」のかけ声で突っ走るライブは、まさにラモーンズそのもの。ファンの熱い思いがほとばしり、最高の空間だった。
パンクロックはいいね。
最近の若いパンクバンドを聞いても正直あまり盛り上がれなくて、パンクロックに気持ちを託せる時期はもう通過してしまったのかなと思っていた。けど、そうじゃない。あの「1234!」のかけ声とともにラモーンズナンバーが始まる瞬間の高鳴りは、以前にも増して鮮烈に胸に響いた。この先どれだけ歳を取っても、この気持ちは変わらないんだろう。
三つ子の魂百までというけど、15歳のときのパンク魂は100歳まで変わらんですよ。きっとね。
CJラモーンのライブ中、ライブ後、モッシュピットではハイタッチしまくり。みんなラモーンズが大好きなんだね。文句なし、2013年フジロックのマイベストアクトだった。
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