ZERO-GのボーカロイドAvannaさんが微妙な件
たまにはDTMの話題でも。
老舗音源デベロッパー、ZERO-Gから新しいボーカロイドが登場。
その名もAvanna。アヴァンナさん。
日本代理店のsonicwireさんによれば、「ポップスとケルトを得意とした、女性英語バーチャル・シンガー」だそう。
ソフトウェア音源 「AVANNA / DL」 | SONICWIRE - Virtual Instruments
紹介記事1行。やる気ないだろソニックワイア。
でも音源を聞くと、優しい女性ボーカルだ。発音も自然だし、音程変化もなめらかで、良い意味でボーカロイドらしくない。
ケルト系のみならず、オールジャンルにデモ曲とか作るのに使えそう。
しかし。しかしである。
キャラが微妙…。
ZERO-Gでは以前にもボーカロイドを出している。
たとえばソニカちゃん。
残念だ。
実に残念だ。
日本市場を捨ててるとしか思えない。なんだこのFF10みたいなキャラは。
アヴァンナさんもソニカちゃんも、ハンパにオタクにすり寄っている感が否めない。
初音ミクの大成功は、あのキャラ絵があったからこそである。ミクがソニカちゃんみたいなビジュアルだったら、こんな大ヒットにはならなかっただろう。マーケティングだいじょうぶかゼロGよ。
まぁ、ビジュアルはともかく、さすが最新世代だけあって発音は自然だよな、アヴァンナさん。
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コメント
やっぱり、萌えのキャラがすきなのは、一部の人だけで、アメリカ人は、リアルな、バインバインじゃないと、駄目なんです。きっと。
トヨタのミクも、最初は可愛かったのに、どんどん、アメコミみたいに変わってしまい、バインバインで、ものすごい不満でいっぱいです。
なんで、16歳をどんどん、年齢をあげちゃうのでしょう。アンドロンドだから、変わらないのに。
だから、K-ON!!ダイスキなんて言っているアメリカ人は、すごい変わり者だと見られているんですよ。かわいそうに。日本に永住したらいいのに。天国なのに。
投稿: ねこ | 2013年5月 5日 (日) 12:33
ねこさん
いまググってみましたが、トヨタのミクはすごいことになっていますね。
劇画調になってました。スト2みたい。バインバインというか、ムキムキでした。
アニメ版トランスフォーマーみたいなのがアメリカ人のコミックセンスですから、しかたないですねー。
だったらアヴァンナさんもそーゆーセンスでキャラを作ればいいのに、ハンパにオタク要素を入れるから中途半端になっちゃうのでしょう。まさにダレ得。
このへんのツメの甘さは、ボーカロイドを音源と考えているからなんでしょうね。日本は音源ではなく、キャラクターと考えていますもんね。
個性を持ったキャラと考え、愛着を持って接するという。
この辺、深い考察ができそうな気もします。
ねこさん、よろしくお願いします(^^)/
投稿: カオル | 2013年5月 5日 (日) 21:49
アメリカの最新ミクは、そんなに胸が大きくなかったですね。
ごめんなさい。
アメコミにはなってもう、ミクじゃないみたいです。
アヴァンナちゃんは、頬にかかる髪とそばかすをなくすと、
ちょっと、可愛いです。でも、大昔のアニメのキャラみたい。
ぜんぜん、萌えてないですね。
首のあたりにある黄色いのはなんでしょう。
髪も硬そうです。まぶたと髪の毛の先が赤いのは、理解できません。
だめみたい。
向こうの人は、お菓子のパッケージに、絵が描かいてあっても、
ちらってみて、すてちゃって、お菓子食べます。
それとおなじですきっと。
パッケージはどうでもいいのかも。
仰るとおり、
日本のひとは、こういうのは、絵の子が歌っているんだーー!!!
って思いがあるので、どきどきするんです。
ソニカちゃんは、うたうというよりは、戦いそうですね。
考察ですか、まず、かわいいという原点が、
アメリカは、キャベツ人形なので、感性がちがうのです。
そのあたりから、掘り下げようかな....
投稿: ねこ | 2013年5月 8日 (水) 21:18
あと、
日本の、可愛いの原点は、江戸時代から、いくらさかのぼっても、ないんです。
明治から大正、主に大正の、竹久夢二、中原淳一が現れます。
この天才がいなければ、今の、萌え絵は、なかったと思います。
キャラクターを、まるで、実在の人物のように、思いい入れるというのは、
なぜなのか。
これは、まだ、どうしてなのか、わかりません。
投稿: ねこ | 2013年5月 8日 (水) 21:49
ねこさん
またまた愉快な考察、ありがとうございます。
アヴァンナさんは赤毛、ケープ、何となくオーガニックな緑色系の衣装と、ケルトっぽい雰囲気を出しておられます。
オタク層への一定の配慮もみられます。
ですが、全体に「ガイジンの作ったスシロール」的な残念感がただよっておられます。
萌え、キャラクターを実在のごとく見立てるセンスは岡田斗司夫いうところの「見立ての心」なのかも知れませんね。
このへんをご参照に↓
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakugaku/No4.html
萌えのルーツは竹久夢二、中原淳一ですか。
萌えの世界は奥深いです。ぼくも精進が足りないようです。ううむ。
投稿: カオル | 2013年5月11日 (土) 08:56