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2013年3月 6日 (水)

「ホームグループ」AAの鼓動

AAの新しい本が翻訳された。「ホームグループ」-AAの鼓動-という本だ。
AAにおけるグループの位置づけ、グループの良心、一体性、グループにおける役割の意味、グループの中でわれわれはいかに回復するか、などが書かれている。
この本のよいところは、メンバーの経験談であるということだ。ルールでもないし、押しつけがましいことは書いてない。経験として、グループについての具体的な話が書いてある。

たとえば、AAミーティングでほかの問題(ドラッグなど)について話すことはどうなのか、ということも書いてある。
もちろん、「正解」は書いていない。AAにおけるほかの多くの問題と同じように、仲間の経験と考えが述べてあるだけだ。

ちなみに、アルコール以外の話題を話すのはどうなのか、というのは、しばしば議論になるテーマだ。本書にも書いてあるように、いわゆる右派のひとたちは「アルコールに限って話すべき」とし、「左派」のひとたちは「苦しんでいるんだからほかの問題を話してもよいではないか」という。
正解は、ない。
ないけれど、こういう議論を定期的に行えるグループは良いグループだとぼくは思う。結論はグループによってちがうだろう。多くのグループは、「完全に右」でも「完全に左」でもない、その中間のどこかに、その答えを位置づけている。
だいじなのは、こういった問題を通じてグループが「自分たちの目的は何か?」「グループのアイデンティティは何なのか?」と自分自身に問いかけ、考えていくことだ。
自分たちのありようについて考えていなかったり、古いメンバーの意見に盲従しているグループは、先がない。原理よりもルールを使いはじめれば、われわれはあっという間に教条主義のワナにおちいる。
かんがえること。ルールではなく原理をたいせつにし、自分のグループのありようを自分たちでつくっていくこと。

てなワケで、うちのグループでは第5週めに「ホームグループ」ミーティングをやることにしました。

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