COUNTDOWN JAPAN 12/13の感想(1)
COUNTDOWN JAPANの感想です。
ぼくが参加したのは4日間日程の中二日、29と30日。
初日は仕事、最終日はオールナイトで翌朝から仕事のため、中2日の日程に決定。
29日、12時に幕張メッセに到着。場外物販ブース、入場口などはサマソニとまったく同じ。物販には目もくれず会場に入り、左に進んでクロークに荷物をあずける。
クローク券販売所で1枚1,000円の券を買い、もらった袋に荷物やコートを詰めて、階下のクロークにあずける。長蛇の列を覚悟したんだけど、まったく渋滞がない。会場入りして10分ほどで荷物をあずけてライブエリアに入ることができた。すばらしい運営である。やるな渋谷陽一。
取りあえずフェス飯を食べる。油そばと鶏の唐揚げ。どちらもイマイチでややがっかり。
気を取り直して最初のバンドを見る。えーと、すでにバンド名が思い出せないんだけど、地元千葉の女性ボーカルのバンドである。シューゲーズサウンドが心地よい、よいバンドでした。名前が思い出せないのが残念。公式サイトにも載ってない。
そのあとフリッカーズ→ヒント→フジファブリック→アシッドマン→甲斐バンド、と続けて見る。
フリッカーズはエレクトロロックって言うんですか、バンドスタイルだけどかなり大々的に打ち込みを取り入れている。ヒントはそうとう場数を踏んでいる印象。ギターも達者でした。ベースは和服の美人さん。かなり目を引くルックスだけど、今回のライブでバンドを卒業するそう。もったいない。
フジファブリック、アシッドマンはさすがの大物感。
うまいし、表現力も豊か。とくにアシッドマンは、わずか3人のバンドなのにたいへんな表現力。ギターの人、才能あるわ。メランコリックな歌詞とメロディ、静と動のメリハリの付いたギター、楽曲。一曲しか知らなかったけど、もっとライブを観てみたくなった。
で、今回のお目当て、甲斐バンド。
ええ。もう。かっこよかったです。甲斐よしひろ。
むかーし、100万ドルナイトのツアーのとき以来、実に30年ぶりの生・甲斐バンド。
マイクスタンドを振り回すアクション、あの声、ステージを駆け抜けて客席にアピールする姿、もうすべてが昔のまま。
そりゃあ体形は変わった。歳も取った。でも、このひとの表現の中心のところは、変わっていないんだなーと思えた。
ほんと、ロックスターという言葉がぴったりくる、そんなステージだった。
それからトライセラトップスをちらっと見て、ダイノジのDJブースへ。
フェスのDJエリアってあんまり行ったことなかったのね。せっかくライブを見にきているのに、CDかけて踊っているのがもったいない気がして。
ところが、これが予想に反して楽しかった。
DJダイノジと、入れ替わり立ち替わりステージに現れるダンサー?のひとたち。彼らに合わせて踊りまくるフロア。
曲も楽しくてノリの良いロックチューンばかり。
ダイノジのMCもまたお笑いとロックの絶妙な掛け合わせで、なんともいえず良い。
フェスのDJイベントっていうとオールナイトフジくらいしか知らなかったけど、ロック系DJはテクノ系とはまたちがったノリで、とっても良かった。
ダンスフロアにずっといたいと思えるDJタイムだった。
その他、雑感。
COUNTDOWN JAPANフェス、係員の誘導やクロークの流れなど、とても洗練されていた。
仕切り上手というんだろうか。ステージがはじまる前には「撮影、ダイブ・モッシュ禁止」と書かれた巨大な看板を持った係員が何度もステージ前方を往復する。
仕切りがうまいと人がスムーズに流れるし、ストレスが少ない。結果、いらいらしてマナーの悪い行動に出る客が減る。
メインのアースステージとほかのステージとの通路が狭くて入れ替えの旅に混雑するが、これも誘導の通りにいちど階段を上がって外に出れば非常にスムーズである。
疲れをいやすソファ席も大量にあり、高齢者にもやさしいフェスだと思う。さすが澁谷陽一、高齢ロックファンに配慮しているな。
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