荒吐2013、第一弾アーティスト発表!
各フェスがイベント概要を次々に発表している。
邦楽フェスナンバーワンの荒吐も、年明けと同時に開催を発表した。そして1月20日、ついに第一弾アーティストを発表。
一気に43組を発表。
遠藤ミチロウのユニットM.J.Q(遠藤ミチロウ(vo.g),山本久土(g),クハラカズユキ(dr))。あがた森魚。
山口洋ひきいるHEATWAVE。
荒吐はね、いつもツウなアーティストをそろえてくる。
単に売れ線を並べればOKて言うんじゃなく、日本のロックの歴史を若い世代に伝えていこうって言うメッセージを感じる。あるいは、古い世代のファンを呼び込んで、新しいアーティストを見せていこうっていう。
ハリー、ロックンロール・ジプシーズ、ヒートウェーブあるいは山口、チャボ、吾妻光良とスウィンギング・バッパーズ。こういう面々を毎年のように見せてくれるフェスはほかにない。
それに加えてエゴラッピン、人間椅子、yanokamiなど幅広いジャンルをそろえ、フラカン、ザゼン、サニーデイ・サービス、クロマニヨンズ、怒髪天など定番どころ、さらに若手と、隙のないラインナップである。
くらべて申し訳ないんだけど、年末に行ったフェスで、途中で見るアーティストがなくなっちゃったのね。「どうせなら知らない若いバンドを飛び込みで見てみよう!」って、いくつかハシゴしたのよ。けど、良さがゼンゼン分かんない。みんな判で押したように甲高いボーカルで、伝わるもののない歌詞で。「いま流行りのロキノン系のバンド」ってフォーマットに忠実な、フォーマットしか感じないバンドばかりだった。けど、その中にも確実に、次世代を担うバンド、胸に迫るものを持つバンドもいるはずなのよ。けど、われわれ古い世代にはそれを探し出せるアンテナがない。
荒吐で古いアーティストといまのバンドとを両方見ていると、新旧世代の掛け橋を感じるんだよね。古い世代と新しい世代を、確かににつないでいこうって意気込みを感じる。
エコキャンプみちのくは遠いけど、ツアーバスで行くしかないな。がんばれ荒吐!
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