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2012年7月31日 (火)

品川で会議と高所恐怖症、津波恐怖症

父の容体が気になる。母からの話では、徐々に安定してきているらしい。
取りあえずは一安心だが、退院の時期、今後の生活、母の負担、仕事に復帰できるかどうかなど、問題はいっぱいだ。気になるところだが、母は割に楽観的だ。
あまり気にしないようにする。
遠隔地からヤイヤイ言われるのが、じっさいに看ている家族にはツライもんね。こっちの不安や心配で母に迷惑をかけないようにしなきゃ。

きょうは午後から品川で会議。
午前中は職場の仕事がまとまらず、行くのを止めちゃおうかとか遅刻しちゃおうかと思うが、奇跡的に間に合った。
先輩の話では、こういうときに遅刻するとボスの逆鱗に触れるらしい。まぁ、社外の重鎮もいっぱい来るからね。社内の会議と同じノリだとまずいわな。
しかしビルの21階で会議とは、関東はおそろしい。ただでさえ高所恐怖症なのに、沿岸部の高層ビルで会議だなんて。地震が来たらどうするんだ。迷路のような高層ビルの21階から非常階段を下りる羽目になったらどうするんだ。
そんなフクシマ人の心配をよそに、21階の会議はつつがなく終了したのでした。

思うんだけど、原発はともかく、地震や津波に対する恐怖感って被災県とそれ以外ではものすごくちがう気がする。
初めての場所に行ったときに「地震が来たらどうしようか」「津波が来ても大丈夫な場所かどうか」って、頭の片隅にいつも浮かぶもんね。

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2012年7月29日 (日)

父の入院

久しぶりのブログ更新である。
7月24日の火曜に実家に帰り、翌日、父の受診につきそう。そのまま入院になり、夕方に手術。
が、抜糸まで1週間は入院している予定だったのが、いろいろ問題が生じて2日目に別の病院に転院。
水曜日にいったん神奈川に帰ってきて、土曜にはまた福島県に一泊。めまぐるしい。
現地で小回りが利かないと困るので、今回はクルマで帰郷した。
転院先で症状が悪化しているのでは…と心配したが、思いのほか元気そうでホッとした。
飲んでいたころ、父にはさんざん迷惑をかけた。
大学時代、学校に行かずに引きこもっていたぼくを心配して、父と母がなんどもアパートに様子を見に来た。
ドアを叩いて涙声で名前を呼ぶ両親の声が、いまも耳に残っている。
いまも当時のことが頭にあるのか、神奈川でぼくが困っているのではないかと、いつも心配する父。
そう簡単に埋め合わせが済むものでもない。

見舞いに行っても、何が出来るわけでもない。
スポーツ新聞を広げて、競馬のラジオ中継を聞いている父。その傍らにぼくと妻、母がいて、ぽつりぽつりと会話をするだけだ。
でも、いまの自分にできるのは、これだけしかない。
そばにいること。何かあったときにはすぐに役に立てるよう、スタンバイしていること。
あとは回復を祈るばかりだ。

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2012年7月23日 (月)

水曜は実家に

実家の家族が急病。
いろいろ問題があり、水曜日は実家に帰ることに。
飲まないでいるといろんなことがあるね。でも、飲まないでいれば事態に対処することができる。
それにしても、実家を離れたとたん、いろんな引力が働いてくる。呼び戻そうとする力が作用する。
ふしぎなものです。

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2012年7月22日 (日)

CONTAX Tixで逗子海岸を撮ってきた

今さらながらCONTAX Tixにベタボレ。
T3も良いんだけど、Tixの粒子感と独特の枯れた色彩感覚がたまらない。
APSフィルムが生産終了になったいま、オークションでフィルムが出回らなくなったらもうそれっきりである。何とも惜しい。何とかならないものか。

と悔やんでいても仕方ないので、とりあえず写真を何枚か。
先週の海の日に、逗子海岸で撮ってきたものです。

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この日は天気が良くて風が強く、波に揉まれて遊ぶにはうってつけの日。ウィンドサーファーも大勢出ていた。


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海岸にずらっと赤いパラソルが並んでいる様は、まさに壮観。逗子リゾートの名前は伊達じゃないって感じ。


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ビーチの真ん中に、突然赤いポストが出現。絵はがき専用だって。赤いパラソルに混じった赤いポスト、良い映えっぷりである。


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しかし、海水浴にこんなに大勢のひとが出ているのは初めて見た。日本離れしたおしゃれな海の家、おしゃれな若者たち。TVや映画でしか見たことのない風景。いやはや、まさに湘南。
これで水がもうちょっときれいだったら言うことなしなんですが。

Tixで撮影すると、なぜか描線が太い絵になる。ピントが合っていないわけじゃないんだけど、どこかゆるい感じ。そして独特の空気感。
まさにアナログカメラ。たまらなくいとおしいです。

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2012年7月21日 (土)

久しぶりの更新、久しぶりのミーティング

久しぶりのブログ更新。
仕事が忙しく、かつ精神的にしんどくて、更新が遅れていた。
きょうは久しぶりにミーティングに参加。
休日だったんだけど、疲れがひどくて日中はずーっとベッドから起きれなかった。
このままきょうは完全休養日にしちゃおうかと思ったんだけど、妻の強い勧めでミーティングに足を運ぶ。
ここんところミーティングに行ってないのもあって、足が重い。
けれど、行って良かった。
仲間の話と回復のエネルギーに触れて、力が湧いてきた。
調子が悪いときほどミーティング。
そのとおりだと思った。スポンシーにはさんざん言っていることが、自分で実践できてない。やれやれ。
でも、今日ミーティングに行けたおかげで、その言葉の正しさが自分で分かりましたよ。

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2012年7月15日 (日)

facebookざんまい

最近、Facebookばっかりやっている。
twitterは今ひとつワケが分からず、次第にフェードアウトしつつある。
Facebookの方が誰とどういうやり取りをしているかハッキリしているので、何となく安心。
まぁ、それはあくまでメディアの話であって、自分が何をどう考え、発信するかが大事。
ただ、メディアによって発信内容まで変わってくるのがおもしろい。
ブログを書くときはある程度まとまった内容を書くけど、twitterはその場で感じたことを直感的に書く。
Facebookは何となく日常的なことを書いたり。あれ、それじゃtwitterと変わらないか。
そう言えばAAメンバーのブログも減ったなー。みんなどうしているんだろ。

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2012年7月13日 (金)

恨みでいっぱいの海

とある飲んでいるアル中さんからお電話をいただいた。
エンエンと怒っていらっしゃる。
詳細は省くけど、要するにぼくの発言・行動に傷つけられた、と言う内容だ。
まったく身に覚えがない内容で、都合よく現実を歪曲した物語に仕立ててある。トホホ。

ぼくのまちがった言葉と適当な対応と乏しい記憶力のせいで、不利益をこうむった。と言う。
怒られ続けながら、だんだん相手がかわいそうになってきた。
相手のこころは、恨みと怒りでいっぱいだ。
途方もない怒りと恨み。
海いっぱいとも思えるような、暗い、果てしない憎しみと敵意。

ときどき、アル中が死ぬ原因は肝臓でも事故でも自殺でもなく、この恨みと怒りのせいなんじゃないかと思う。
肝臓も事故も自殺も、この恨みと怒りの結果のように思う。
海いっぱいくらいの恨みと怒りと自己憐憫、それがアル中にのしかかり、身体をむしばみ、命を押しつぶすんじゃないだろうか。
その人が困っているいまの状況も、その恨みや怒りがもたらしたもののように思う。
怒り、恨み、おそれ。
そういうこころの動きが現実に反映して、家族や友人をなくし、孤立を招き、貧困に陥り、さらに命を奪う。
われわれはひょっとしたら、酒ではなく怒りや恨みと言う液体を飲み続けてきたんじゃないだろうか。

怒りや恨みを完全に捨て去ることはできない。
でも、海いっぱい分のそれを抱え込んで行けば、先はない。
生きたければ、取り除いてもらうしかない。

などと考えながら電話を切った。
12ステップは、やっぱり理にかなっていると思いながら。

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2012年7月12日 (木)

職場でビールをもらうの巻

月曜日のこと。
デスクで書き仕事をしていたら、事務方から「はい、○○さん」と飲み物の缶を渡された。
お中元の季節である。
ジュースのたぐいだろう。のども渇いているしと思ってプルタブに指をかけてよくよく見たら、なんとビールの缶である。

プレミアムなんとかってヤツ。あ、あぶな・・・。
あやうくフタを開けるところだった。ぼんやりしていたら口を付けるところだった。
事務方が勤務中にビール缶を配って歩いているというのもなかなかスゴイ職場だ。大ざっぱと言うかおおらかと言うか。
日常生活には危険がいっぱいである。
特にいま、季節は夏。職場で勤務していてさえ、こうしてビールが向こうからやってくるのである。
気をつけなくっちゃね。

ちなみにビールはそのまま3分ほど机の上に置いておいたが、どうにもヤーな気持ちなので配っていた事務方にあげちゃった。
目に入るところ、しかも自分が安全だと思っている領域に酒があるってのは、何とも言えず不快な感覚だ。
なんて言うんだろう、気持ちがざわざわとしてきて、脳の回路がイヤなつながり方をしている感覚。
十字架を見せられた吸血鬼はこんな感覚なのだろうか。
暴露療法とか、ぼくにはぜったいムリだと思いました。

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2012年7月11日 (水)

安曇野の風景

7月7日・8日のBBスタディセミナーの合間に、安曇野の自然を味わってきた。
8日の朝、会場のまわりを5キロほどジョグ。
湧水の中のお堂を発見。

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道路の下に降りてみると、きれいな水が湧き出ている。水と緑のコントラストがきれいだ。
なんとも幽玄な風景である。


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セミナー終了後、主催グループの案内で大王わさび農場に観光へ。
わさび農場と銘打つだけあって、何もかもがわさび。右もわさび、左もわさび。みやげ物、食べ物、すべてがわさび。

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わさびコロッケ、わさびバーガー、本わさびジュース。わさびと言うと薬味、添え物のイメージだが、ここでは堂々たる主役である。
名物のわさびソフトクリームをいただく。

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辛くて食べれないんじゃないかと思ったけど、さすがに子どもも多く来る施設だ。ほのかにわさびの香りがする程度で、辛味はなかった。ちょっと残念。もっとハードで悶絶的なソフトを期待していたのだが。

とにかく水がきれい。
せせらぎの中にわさびが栽培してある。直射日光をかぶらないようにする工夫だろうか、黒い網で覆ってあるが、その下にわさび畑がある。

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きれいな湧水の川に、ゴムボートの観光船が浮かんでいる。
この水車小屋は、黒沢明の「夢」でも使われたそうだ。
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たしかに幻想的な風景だ。
長野県は初めて訪れたけど、良いところだ。
本気で移住してもいいレベルです。

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2012年7月10日 (火)

BigBookスタディin安曇野

有意義な二日間だった。
「一日半、ひたすらビッグブックの分かち合いをする、ちょっとハードコアな勉強会」のタイトル通り、ひたすら勉強会。
忘れないように、内容をふり返ってみたい。

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オープニング。
ユング博士からローランド・ハザード、オックスフォードグループやエビーからビルとボブに至るまでのAA前史。
その中でビル・Wに問題の特定、解決の見極め、解決に必要な行動の3つの要素が集まり、12ステップの元になったこと。
ステップをDr.ボブと分かち合ったことからAAが始まったこと。

ここまでの話にかなり長い時間が割かれた。
物語としても興味深い。けどそれ以上に、AAが生まれた経緯をたどることで、AAという集団の本質があきらかになる。
AA前史からAAの成立過程を考えれば、AAと言う共同体は「12ステッププログラムを使ってアルコホリズムからの解決を目指す集団」であることは自明である。

スピーカーの話したように、「アル中が二人集まって互いの問題を話し合うだけでAAができるのなら、全国の病院で毎日AAが生まれてもおかしくない」はずなのだ。
アル中同志の出会いなら、全国のアルコール病棟、アルコール外来で日常的に起こっている。でもそこからは何のムーブメントも発生しない。
AAが奇跡的なのは、12ステップの要素がビル・Wの元に集まり、それをDr.ボブに実践することでフェローシップが生まれ、ステップを使った相互支援による回復が実践できたこと、ここだ。
だからAAは「ステップを使って回復をめざす」集まりである。

今回のセミナーと同様、プログラム・フォー・ユーも赤本・緑本も、ここを強調している。
ステップは「アルコホリズムが解決したあと」に使うものではなく「アルコホリズムを解決するため」に使うものである。

AAの発展するにつれ、12ステップは「アルコホリズムを解決するため」のツールではなく、酒が止まったあとでの、何か道徳的な目標のようになってしまった、と言うのは言い過ぎだろうか。
酒を止めるにはまずミーティング。酒が止まって何年かしたら、少しずつステップ。
そういう風潮があったのは否めない。
頭がすっきりしていない時期にはムリだとしても、ある程度落ち着いたらすぐにでもステップをやった方がいいとぼくは思う。
酒を止める、止め続けるためにステップを使い、支え合う。そういう集まりなんだから。

話がそれた。
パワーポイントを使ってビッグブックのゴール、ステップ全体の俯瞰、渇望、身体のアレルギー、強迫的な飲酒欲求などの説明があり、会場の分かち合いがあった。

それから各ステップの話があり、回復の定義、神概念についてなどの熱い討論が交わされた。棚卸しと本能、埋め合わせの実践など、詳細を書き出すとキリがないんで省くけど、楽しいセッションだった。

今回のセミナーを一言で言えば、「会議」と言う表現が当てはまるのではないだろうか。
企画・提案者が概要を説明し、全員でプレインストーミングしていく感じ。
新しい仲間も家族もほかのアディクトもみな活発に発言していたのは、主催グループの方々のソフトで明るく、オープンマインドな雰囲気のおかげだろう。

参加して、自分が12ステップの実践から遠ざかっていたのに気づいた。
日々の棚卸しも祈りと黙想もせずに、ここ数ヶ月は過ごしていた。引っ越して以来ステップの手渡しもやってないし、ミーティングでも日々のできごとを話しているだけだった。
12ステップは循環する。新しい仲間に伝えることで、自分の中でも12ステップが一回りし、成長と回復が進む。
循環をやめれば流れは止まり、少しずつ濁っていく。
「回復とは、下りのエスカレーターを上るようなもの」とは良く言ったものだ。たしかに、前に進むのを止めればいつの間にか後退していくもんね。

回復の定義について話し合いが行われたけど、ぼくが思うに、回復と言う状態のあり方は「これこれこういうポイントに到達したらゴール」って言う、そういうスタティックなものではないんじゃないかな。
もちろん強迫的飲酒が止まっているとか、感情のソブラエティが得られているとか、社会的に一定の役割をこなしているとか、目安みたいなものはあると思う。そういう目安を集めて「回復の定義」ってのを作るのは可能だろう。
けど回復という状態の有り様それ自体はスタティックなものではなく、「成長し、良い状態を維持し続けている」って言う、継続的でダイナミックなものじゃないかな。
そのためには新しい仲間の手助けをして、仲間の回復の手助けと、自分の成長を続けていく必要がある。

そんなことを考えながら帰路についた。

長野は緑がきれいで野山に囲まれていて、とても美しいところだった。
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福島の風景に似ている。
水と土がよければ、良い作物が育つ。
枯れた土壌には、どんな良い種も芽を出さない。
自分も良い土、良い水になりたいものです。


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2012年7月 7日 (土)

長野のBBスタディセミナー

これからBBスタディセミナーに、長野に行ってきます。
長野に行くのは初めて。
ハードに勉強して、合間に少しでも長野の風土に触れることができるといいな。
それにしても新宿まで1時間半、高速バスでさらに4時間。
なかなか遠いぜ。

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2012年7月 3日 (火)

お台場にガンダムホテルだって

お台場にガンダムホテルなるものができたそうだ。

日本初の「ガンダム」ホテル 東京・台場に登場【360°パノラマ】 - MSN産経フォト

ホテル グランパシフィック LE DAIBAの企画ものらしい。
上のリンクだけ見るとジオン軍仕様のように見えるけど、続き部屋は連邦軍仕様になっているんだそう。
一泊5万4千円。うーん。泊まってみたい。泊まってみたいが5万円はちょっとなあ。

このホテル、京急線の駅にもポスターが張ってあった。

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高層ホテルにたたずむガンダム。シールドは把手つきのトランクになっている。
ん?窓に人影が・・・?

Gundamhotel02


シャア・・・!
しかし芸の細かいポスターだ。写真の荒さで分かるとおり、すごーく小さい。よっぽど近づかないと分かんないよコレ。
気がついたうちの奥さんもエライ。ぼくは注意力が前方一点に集中しているので、まず気がつかない。注意力が分散している我が妻ならではである。
しかしガンダムルーム、記念撮影だけでいいから入らせてくれないかしら。
それからぜひ、ガンダムUC版もやってほしい。
インダストリアル7のサイアム・ビストのお館とか、ユニコーンガンダムのコクピットとか。座るとNT-Dが発動しちゃうとか。パラオのギルボアの子だくさんアパートとか。2帖くらいのキッチンで宿泊客6人くらいで夕食食べるとか。ジンネマン大尉の等身大添い寝シーツとか。
いやいっそ、「ジンネマン大尉の部屋」と「ランバ・ラル大尉の部屋」でスイートにしたくれた方が良いかも知れない。漢の部屋なり。
やってくれホテルグランパシフィック!

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2012年7月 2日 (月)

問題は自分が作り上げている

新しい職場になじめない。
3ヵ月が経ったが、毎朝の出勤がユウウツで仕方がない。

この土日はひどかった。金曜日、帰宅後に職場から電話が入った。ぼくが早めに帰宅したことで顧客の一人が怒っている、と言うものだった。業務はすべて区切りをつけて帰宅したし、クレームの内容は理不尽だった。非難される言われはない。ぼくはむしろ内容自体よりも、それを伝えるスタッフの口調に非難の匂いを嗅ぎ取り、怒りを覚えた。
電話を切ったあと、イヤな汗をかいていることに気づく。
疲れる。気持ちがすり減る。

土日はそのことが頭から離れなかった。
ウィークデイは土日の休みを切望しているのに、土日は月曜を思いわずらっているうちに終わってしまう。
いつも職場の憂うつと不安が頭にあって、さっぱりした気持ちになれない。
こんなイライラが続くんだったら、福島に帰っちまおうか。

そんな中、湘南Gのミーティングに行った。仲間の言葉が胸に飛びこんできた。

「問題は自分が作り上げている」

ミーティングで良く聞く言葉だ。
ぼく自身も何度となく口にしてきた。
それでもそのとき、その言葉はひらめきのように飛びこんできた。

いまの自分は気持ちが弱っている。新しい職場にうまくなじめず、常にビビっている。過敏になっている。
だからネガティブなイベントが起きたとき、ぼくの頭が、実際より大きな問題に仕立ててしまっている。
ぼくの不安が、ごく些末な問題を化け物のように大きく見せかけている。

不安の衣をはぎ取れば、今回の件は、ありふれたクレームのひとつにすぎない。思いわずらう必要は何もない。
問題は、ぼくの不安と怖れだ。弱った自我の防衛機制が神経を過敏にしている。

手放すこと。
手放せるように求めること。
目の前にある24時間に集中し、24時間だけ自我の囚われから解放してもらえるように祈ること。
自分の感情は自分の責任。相手の問題は相手の責任。
相手の問題を抱え込まないこと。

だいじょうぶ。もがかずにいれば、きっとどうにかなる。

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2012年7月 1日 (日)

湘南は大渋滞

きのうは湘南Gのミーティングに。
いつもの通り、国道134号線を通って鎌倉・江ノ島方面に向ったら。
あり得ない大渋滞でした。
まったく動かない。あきらかにジョギングの方が速いレベル。
134号線はあきらめて鎌倉市役所から佐助トンネル、八雲神社前を抜けて藤沢に行く道を選んだんだけど、こちらもほとんど同じ。
逗子インターを降りてから2時間近くかかりました。後半10キロは1時間くらい。ほんとうにジョギングペース。
肝心のミーティングは、遅れたけれど良い感じ。行って良かった。
それにしてもアレだね、夏の湘南はクルマ移動は止めておいた方がいいね。これで夏休みシーズンになったら3時間でも抜けられるかどうか。
福島とのちがいに、カルチャーショックの連続です。

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