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2012年1月 9日 (月)

AAやめます宣言

ときどき、AAやめます宣言をちょうだいすることがある。
ポジティブな感じでやめていくことはあまりない。
「AAでお世話になりました。ワケあって離れます。今までありがとうございました」なんて感じの円満ムードの連絡はもらったことがない。
「こんなところにいたって仕方がない。何の興味も価値も感じない。もうやめます。さようなら」と言うことが多い。
苦しそうだな、と思う。ほんとうはいちばん手助けが必要な状態なんじゃないかと思う。
同時に、わざわざ連絡をよこすということは本人なりに迷いがある、アンビバレントな状態なのだろうと推察する。
そんなに思い詰めているのならやめます宣言なんてしないで、少し休んで考え直してからでもいいだろうに。
考えがこわばっているから余裕がなくなる。AAをやめるかやめないかなんて2択におちいってしまう。まさに白黒思考だ。
AAなんて、来たくなければ来なくても良いのである。長い間顔を出さなくても誰も何も言わない。必要だと思えばいつでも来ればいい。
AAに来なくても人生が順風満帆なら、そのままずっと来なくてもいい。
ご無沙汰したってたいがいの仲間はウェルカムだ。長い不在を問い詰めたりはしない。
だけど、考えが病んでいると視野が狭くなり、自分の不安にとらわれる。
なじられるんじゃないか。飲んだと思われるんじゃないか。無責任だと言われるんじゃないか。
そう思う気持ちも分からなくはないんだけどね。

AAやめます宣言をちょうだいしたときの、ぼく自身の経験。
説得して引き止めたこともあった。全例失敗した。
ネガティブな感情をあらわしたこともあった。正論を述べたこともあった。これもよくなかった。感情的なやり取りになり、あとでぼく自身が落ち込んだ。
いまはまず、離れたい理由を良く聞く。どんなに(;´д`)トホホ…な理由でも批判せずに聞く。
迷いがありそうなら、そこも聞く。
それでもどうしてもと言うときには、自分自身で決めた選択であることを確認して、戻ってきたいときはいつでもおいで、と言う。
ベストな方法ではないかも知れない。
でも、ちらっとでも批判されたと思われたら、相手は二度と戻ってこない。カムバックの芽をつぶしてしまうだけだと思う。

「AAなんて○○だし××だし、メンバーの△△さんなんてほんとーに□□だし、☆★グループの連中と来たら◎◎だし、もうAAなんてやめます!こんなところに二度と来たくありません!」
「なんで?」「だからいま言ったでしょ、AAなんて○○だし△△さんなんて」
「分かった分かった、メンバーもグループもイヤになったってこと?」「そうです」
「悪いひとじゃないし悪いグループでもないんだけどね。いきさつがあるんだよ」「知りませんよそんなこと」
「腹が立つからやめる?」「そうです」
「腹が立つのは自分の感情の問題だよね?」「そうですけどなにか。AAに来なければ腹も立ちません」
「なるほど。で。ほんとうにもう来ないの?」「ええもう来ませんとも」
「これからどうするの?」「ふつうに仕事して、TVや趣味でストレス解消して暮らしていきます。自分でどうにかします」

やれやれ、ステップ1はどこに行ってしまったんだろう。アルコホリズムはとっくに完治して、いまの自分には関係ない昔話だとでも言うんだろうか。
でも仕方がない。
率直な意見を言ってくれてありがとう。ぼくにできることはほかにあるかな?
もしまた戻ってきたくなったらいつでも来てかまわない。
気をつけてね。行ってらっしゃい。
いまはだいたいそんな感じの対応だ。

気をつけて、行ってらっしゃい。

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