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2011年12月18日 (日)

本社の忘年会、過去との再開

きのうは本社の忘年会。
忘年会といっても新規事業案の了承や今年の総括報告、プレゼンなど、ほぼ会議と勉強会である。
そのあと偉いさんたちの気の遠くなるようなスピーチが終わり、ようやく懇親会に入る。
年に2回開催される本社の集まりだが、ぼくはここ10数年で3回しか参加していない。勉強会はいいんだけど、会議やスピーチに高額の参加費を出すのは気が進まないのである。
今回は、自分の成果物発表があったので参加。
ようやくこれで一段落である。

久しぶりに会うひとたちがおおぜいいた。
飲んでいたころ、さんざん迷惑をかけた先輩にも会った。気鋭の新進だった彼も、いまや白髪交じりの重鎮である。時間の流れを感じる。
「あのころは叱ったりしてゴメンねー」と言われる。いや、連続飲酒して無断欠勤をくり返していたんだから叱られるのは当然である。
むしろ叱責程度ですんで、より重い処分を科せられなかったのは彼の温情というほかはない。
成果物がまとまってよかったね、とにこやかにほめられる。
深く感謝の言葉を述べる。彼の指導がなければ成果物もまとまらなかった。
先輩は自分が言いたいことだけ言い終わると、ぼくの話はろくに聞かないままグラス片手にふらふらと去ってしまったが。

別の先輩もいた。同じようにお世話になった先輩だ。
あいさつをしたけど、一通りのあいさつが終わると、彼はすぐに立ち去ってしまった。
自分がしてきたことを考えれば文句は言えない。ひとこと、当時の感謝とお詫びを伝えられただけでもよしとしなくては。

あらためて、過去が現在につながっていることを感じる。
こうして当時のひとたちと顔を合わせると、自分がやってきたことと向き合わざるを得ない。埋め合わせと言う言葉を意識しなくても、率直に、自然に、当時のことを詫び、感謝の言葉が出てきた。
孤独の中で飲んでいたと思っていたが、決してそうではなかった。
彼らはぼくを何とかしようと、助言や指導をくれた。
ぼくが自分で壁を作って、彼らの手助けを断っていたのである。
ぼくは長いこと、飲む理由は自分の側ではなく、外側に問題があると思っていた。
でもこうして過去と向き合えば、どれほど自分の側の問題ばかりだったか、思い知る。
過去は地面に穴を掘って埋めてしまうものではなく、これからの自分が生きていく上での、たいせつな資産だ。

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