本社トップと打合せ、進路
きのうは本社トップと打合せ。
打合せと同時に、ぼくには大事な話があった。
来年度の進路についてである。
根回しは済んでいたが、最終的に本社トップのOKをもらう必要がある。
が、ぼくの知る限り、自分から進路希望、特に県外移転を望んだケースは100%こじれる。
対決、物別れ、訣別で終わる。
今回も、どう穏やかに話を切り出しても、ある程度感情が表出したやり取りになるだろうな、と思った。
いまの時期、福島県から離れる人材はいても、福島県に入ってくる人材はまずいない。ただでさえ厳しい人材資源のやりくりが、来期は余計に厳しい。本社トップが怒るとしても、ムリはない。
そう言う時期の移転希望である。
それでもぼくはぼくの意見を、率直に表明する。誠実に話し、理解を求める。同時に、相手の話に耳を傾け、立場を尊重する。気持ちを理解しようと務める。かといってそれに侵食される必要はない。
相手が怒っても、それは相手の感情の問題であり、ぼくの問題ではない。反応しないこと。
そう思って話し合いに臨んだ。
打合せのあと、話を切り出した。
拍子抜けするくらいスムーズに、円満に話は終わった。
出された条件は二つだけ。2年で戻ってくること。そして戻ってくる時は、自分に相談してほしい、と言うこと。
感情的な対立はなく、むしろ将来的な合意形成が出来た満足感が残った。
かつては夢だったことが、一つずつ形になって行く。
あきらめていたことが、実現して行く。
道が、目の前に次々と開かれて行く感覚。ここんところ、ふとそう感じることが多い。
酒をやめることは、始まりに過ぎなかった。ほんと、その通りだね。
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