感情のスリップ夢
感情のスリップをする夢を見た。いやー怖かった。
しばらくAAから離れていたスポンシーが会いに来た。ステップを踏みたいと言う。まずはミーティングに出ましょうと言うと「へっ、いつもいつも、言うことはそれだけかよ。ケッ」と捨てぜりふを吐いて去って行った。
もやもやしながらミーティング会場に行くと、新しい女性の仲間に話しかけられた。AAに来てステップをやるとどう変わるのかと質問された。
「ぼくの場合、飲まない人生、感情の落ち着きをもらい、自分を振り返るようになりました。人生が楽しくなり、謙虚さを学ぶようになりました」
そう話すと「ええ・・?でも失礼ですが、そんな風には見えないですよ。何だか口先だけのように思えます。一目見れば、だいたいどんな人柄か分かりますもの」といぶかしがられた。
ぼくはすごく腹が立ってきて、自分の話す番になった時、元スポンシーとその新しい女性メンバーをクソミソにこきおろした。大きな声を出して、彼らがいかに間違っており、自分が正しいかを話した。こてんぱんに罵倒した。
ミーティングが終わって、さすがにひどいことをしたと思った。謝りに行きたかったが、とても合わせる顔がない。
トイレの入り口で呆然としていたら、彼らの方が謝りに来た。配慮が足りなくてごめんなさい、と。
あああ。ステップが踏めているのはあなた方の方だ。傲慢な酔っ払いは、魂が病んでいるのはオレだ。あなた方を傷つけてしまってほんとに申し訳なく思う。さっきの自分は怒りに酔っていた。ごめんなさい。
そう言いたかったが、どうしても言えなかった。謝るのが怖かった。謙虚さのかけらもなく、傲慢なプライドと恐れが邪魔をしていた。
そこで目が覚めた。
いやー怖かったのなんの。
ここんところミーティングに行ってないからなー。少しずつソブラエティの軌道がずれてきているのかも知れない。少しずつ病んだ自我が起き上がってきているのかも。
この夢はまさしくサインである。予兆である。仲間から離れるな。そう言われている気がする。直感に従い、きょうは何としてもミーティングに行こう。
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