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2011年8月23日 (火)

いよいよ荒吐11が近いぜ&長尺ギターソロ考

いよいよ荒吐11が近づいてきた。
タイムテーブルも発表になり、ラインナップも出揃った。HPも、最後まで準備中の表示だった場内図が掲載されて、いよいよ開催間近である。
今年は豪華メンバーである。見たいアーティストがたくさんいる。それだけ時間割が重なって見れないことが多い。
僕の見たいアーティストは、磐越ステージと陸奥ステージにきれい分かれている。会場の端と端である。
いちおうタイムスケジュールを立ててみた。

1日目。
片山ブレイカーズ(荒吐)、ビートモーターズ(荒吐)、途中からサンボマスター(陸奥)、くるり(陸奥)。
で、その後はほぼ磐越で過ごす。
曽我部恵一、真心ブラザーズ、yanokami(磐越)
で、ソウル・フラワー・ユニオン(津軽)、PONTIACS(鰰)、ハナレグミ(陸奥)。
晩ご飯を食べて、21:10からのラビッツ(山口洋×おおはた雄一、津軽)を見ておしまい。
1日目、うまく行けば11バンドを見れる。ソウル・フラワー・ユニオンのあと、鰰に行ってまた陸奥に行くのがつらいなー。PONTIACSはみんな暴れるだろうし。体力の残りを勘案して、場合によってはパスするかも。

2日目。
前野健太とDAVID BOWIEたち(津軽)、子供ばんど(陸奥)、元ちとせ(磐越)、アジカン(陸奥)、チャボ(津軽)、荒吐ブルース(磐越)、GTGGTR祭(陸奥)。
チャボ、荒吐ブルース、GTGGTR祭の長尺ライブ3本立て。ロックフェスで90分のライブが3本もあるってのはスゴイね。それにしても磐越2往復がツライ。体力が持たないようだったら荒吐ブルースはやめて堂島孝平HARD CORE POP GROUP(津軽)にするかも。ゲストはつじあやのちゃんだし。
しかし、ギターざんまいの日だね。特に大トリのGTRGTR祭は、佐藤タイジの長尺ギターソロが炸裂する予感。
妻「ええーまたあの長いギターソロ聞くのー?」これこれ、妻よ。そう言うでない。一般リスナーには退屈かも知れんが、ギターキッズにはたまらん内容である。
つか、チャボといい荒吐ブルースと言い佐藤タイジと言い、絶妙のラインナップだ。
オールドロックファンから若いロックファンまで、上手に巻き込んでいる感じ。

近ごろのバンドは、どうもギターソロが淡白でイカン。ロックというのは、3曲のうち1曲くらいは飽き飽きするくらい長いギターソロを聞くのが王道である。
ボーカルパートよりエンディングのギターの方が何倍も長かったりする。やっと終わってくれたかと思ってほっとすると、また続きが始まったりする。やれやれ今度こそ終わったかと思うと「スライト・リターン」とか「リプライズ」とか言ってまた始まったりする。アーティスト側もさすがにまずいと思うのか、妙な逆回転エフェクトをかけてて余計に聞きづらかったりする。
これが好きだという人はいないのに、でも次のアルバムでもまた同じようなことをやる。ライブではさらに長かったりする。
DOORSにせよZeppelinにせよジミヘンにせよ、この「何だか分からないギターやらなんやらのインプロビゼーション」の中にこそ、実はロックの本質がある。ような気がする。

ですので(ていねい語)ロック・イン・ジャパンフェス的なメンツで若いロックファンを集めておいて、挙句にムリクリ長尺のギターソロを聴かせるのは、実は正しいオトナの教育的姿勢と言えるのではないでしょうか。
いろんな意味で楽しみだぜ荒吐!

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