Microsoft office for Mac 2011は良いかも
さて、いままでさんざん悪口を書いていたoffice for Macであるが、2011バージョンはなかなか良い。
かなり良い。すごく良い。
起動も速くなった。初回起動はそれなりに時間がかかるが、2回目以降はストレスがかからない。
wordの起動時間は、試しに測って見たら8秒だった。いままでの30秒とか1分とかに比べたら圧倒的に早い。これならストレスなく起動できる。
さて今回はExcelとPowerPointの作図機能について検討したい。
表やグラフを作成する場合、Excelにデータ入力して図表を作成、それをPowerPointに貼り付けるというのが一般的なやり方だ。
いままでは、なかなかうまくいかなかった。
特にグラフは、Excelで作ったグラフをPowerPointに貼り付けると、とたんに編集機能が制限されてしまう。
数枚のグラフを貼り付けた後、枠線やフォントの不統一に気づいた。あるいは軸ラベルを加えたい。こう言った場合、またExcelに戻るのはしんどい。特に、PowerPoint上でほかのオブジェクトと組み合わせてしまったあとだと、イチから出直しになってしまう。苦労して作ったグラフ5枚をExcelに戻ってやり直す。何度この苦痛を味わったことか。
今回は、この連携がスムーズになった。
まず、Excelの表の編集画面。
リボンメニューにグラフタイトルや軸ラベル、目盛線の設定などが見えると思う。
これをPowerPointにコピペする。
まったく同じメニューがPowerPointでも使える。そのまま追加の作業が行えるのである。このメリットは大きい。
機能自体も、誤差範囲(エラーバー)もつけられるようになったり、必要な機能が出そろってきた。
動きも軽くなり、クラッシュも少なくなった。
この調子で順当に進化して行って欲しいものです。
しかし、モノクロのグラフのテンプレートが貧弱なのが残念。
紙に印刷する場合はほぼ100%モノクロなんだからさー。使いやすいモノクロのグラフそろえてほしいなー。
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