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2010年11月29日 (月)

アラフォーって言うな

気が付いたらもう43歳である。
年齢を重ねることに対して、以前ほどこだわりはなくなった。
とは言え、43歳と言う年齢を吟味するとガクゼンとする。何か達成できたことはあっただろうか。オレは43にもなって、何をやっているんだろうか。そう思う瞬間がある。
やれやれ、人生の半分以上が終わった計算だ。
でも、歳をとって楽しいことはたくさんある。
色恋に惑わされなくなってきたのは、ほんとうにありがたい。同世代の同性に対して妙な劣等感を持つこともなくなった。「もう若くない」ってのは、ホッとすることでもある。

しかしたまにテレビ番組を見ると「若いこと」「恋愛をしていること」がこの世の価値観のすべてじゃないか、と思えてしまう。
若さ至上主義、恋愛ファシズム。
若く、華やいで、恋愛をしていることが最高であり、それがすべての世界。
若さの輝きは一時のことである。人生は、若い年齢よりも、若くない年齢を過ごしている時間の方が圧倒的に長い。そして、あきらかに若くない年齢に入っても若さの価値観にこだわるのは、しんどいことだ。
この世には、もっとほかに大切な価値観がいくらでもあるだろうに。

さて、アラフォーと言う言葉、そのうち消えるだろうと思っていたら、だんだん定着してきたようだ。その上、アラITとかアラバブルとか、よく分からない派生語まで生まれつつある。

アラフォーって言うなよ。中年って言えよ。
少年、若年、中年、老年。それでいいじゃん。アラフォーなんて言葉でごまかして、若さの価値観にすり寄るのは潔くない。
誰かが言っていた

うすら四十

って言葉の方がまだ気持ちいいぜ。

言葉には、それ自体に力がある。
言葉には物を語る力があるし、物語にはひとを吸収し、からめ捕る力がある。
シャレで「おれ、アラフォーだからさー」なんて言っていると、アラフォーと言う言葉の背景、持つ若さ至上主義、いわばアラフォーの物語にいつの間にか巻き込まれる。

ぼくはもう若くない。中年だ。
だから身体も精神も、きちんと機能するようにメンテナンスして行く。
メンテナンスなしで機能する年齢は終わった。そう言う時代もあったが、過ぎ去り、戻らない。
放っておけば頭は固くなり、腹は出てくる。まずはそれを認めよう。
新しい情報、新しい価値観に触れ、新しいことに挑んで行く。頭が固くならないようにする。身体を動かす。服装にも気をつかう。
逆説的に言えば、中年を認めることで、老け込まないでいられるんじゃないかな。
いわば自分自身を常にイノベートしていくこと。

さて、そろそろ髪を切りに行かなくっちゃね。

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コメント

あ、同い年だったんですね(笑)

中年だぜ
ヾ(@^▽^@)ノわはは
とやってます。
気づくと趣味の方の友達は若い子ばかり。
お父さん と呼ばれてます(*^_^*)

投稿: みつる | 2010年12月 2日 (木) 00:33

みつるさん

おお、同世代!
おたがいアラフォー、いや、うすら四十ですね。
若い世代の趣味の友人がいるなんて、うらやますぃ〜。
お父さん、良い呼び名じゃないですか。ワイルドなお父さんになりましょう!

投稿: カオル | 2010年12月 2日 (木) 07:05

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