AmazonでMP3販売、やっぱり高価格
AmazonでMP3での音楽販売が始まった。
無料ファイルもいくつかあったので、「連結決算〜経済ラップ」なる曲をダウンロード。
なかなか面白い曲だ。
そうか、連結決算で評価するってやっぱり大事なんだな。
ダウンロード販売がiTunes以外に選択肢が増えたのはうれしい。
DRMフリーなので、CDに焼くのも無制限。
ぼくはiTunesで購入したアルバムをCD−RWに焼いて、カーステレオのハードディスクに入れている。
けど、頻繁にアルバムを入れ替えるんで、CD焼き5回制限はツライ。
この辺、Amazonの取り組みは大歓迎である。
しかし。
案の定。やっぱり。思った通り。
値段が高い。
たとえばこの「Follow The Leader 3」と言うテクノのアルバム、米Amazonでは9ドルだ。
それが国内版だと、一挙に1,500円である。
中間マージン、搾取し過ぎ。
いまの為替レートだと、ほぼ倍額になる。
日本の音楽業界は自分で自分の首を絞めているといわざるを得ない。
上記のアルバム、曲も同じ。日本版だけボーナストラックが付くなどの付加価値もいっさいない。
ネットで海外との価格差を調べるのに1分もかからない。
内側の理屈は色々あるんだろうけど、まったく同じ品物が、原価もかかっていないのに倍額と言うのは納得できない。
ちなみに、音楽ファイルを安価で購入するには、ヤフオクで米iTunes用のミュージックカードを購入するのが手っ取り早い。
で、米iTunesから安価に音楽ファイルを購入する。
ユーザは手間がかかってわずらわしい。国内の音楽業界にはお金が入らない。
誰にとっても良いことはないのに、現状ではそれが唯一の賢い選択肢だったりする。
ネットの普及で、国内の高コスト体質、中間業者の搾取体質は通用しなくなっている。
違法ファイル交換を告発する一方で内外の極端な価格差を解消する努力をしないのは、傲慢な囲い込みと批判されてしかるべきだろう。
でもこれ、やっぱりJASRACの問題なのかな。。。
すみません、硬い話になりました。
「連結決算」は面白いです。オススメ。
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