Arturiaのソフトシンセ、再インストール手順
Arturiaのソフトシンセ群はたいへん優秀である。
が、再インストールはやっかいだ。
今回、ワケあってMacからprophet-V2とMoog Modular V2.5を削除し、インストールし直した。
が、インストーラを使ってもうまくいかない。シンセを起動するとともにクラッシュしてしまう。
こちらの記載をもとに、OSXでの正しいインストール手順を紹介する。
1.事前にオリジナルデータ(プリセット、バンク)をエクスポートしバックアップしておく。
2.ドングルを抜いておく。ほかのアプリケーションはすべて終了しておく。DAWを起動しっ放しなどは持ってのほか。
3.以下のファイルを捨てる。
standalone : /Applications/Arturia
VST : /Library/Audio/Plug-Ins/VST/
AU : /Library/Audio/Plug-Ins/Components/
RTAS : /Library/Application Support/Digidesign/Plug-Ins/
Sounds and Prefs : /Library/Preferences/
Installer : /Library/Receipts/
4.インストーラから再インストール。ダウンロードはこちらから。
http://www.arturia.com/evolution/en/downloads/updates.html
5.ドングルを差してスタンドアローンモードで起動。
6.バックアップしておいたファイルをインポート。
7.DAWを起動して、VSTやAUで起動するか確認。
これで大丈夫。
ディスクユーティリティでアクセス権の修復をしたり、snow leopardのDVDから起動してアクセス権を直したり、いろいろやってみたが、結局上記の方法で成功。
関連ファイルをPreferencesも含めて捨てるのはトライしたけど、pkgファイルも捨てるのには気が付かなかった。
これで無事起動しております。
しかしprophetVはいいねー。80年代、YMOやコスミック・インベンションを思い出すぜ。
オフコースの「YES-NO」「一億の夜を越えて」のシンセサウンドは、ほとんどがprophet-5で作られたんだって。ふーん。
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