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2010年8月10日 (火)

サマソニ10、感想など、その1

途中で帰ってきてしまった今年のサマソニですが、感想など。

SUMMER SONIC 2010

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一発目、GENERAL FIASCO。
サマソニ東京、初日マウンテン一発目と言うと、数年前のサブウェイズを思い出す。
今回も元気のいい若手のスリーピースバンド。
ベース兼ボーカルのお兄さんが少女漫画的にイケメンでした。元気が良くてサウンドもまとまっていたけど、今一つパンチに欠ける。印象。
キャッチーな曲が出ればきっと化けるんじゃないかと。

2つ目、HURTS。
今回見た中でいちばん印象的でした。正統派ニューロマ。スーツにオールバックのボーカル。微動だにしないタキシードのコーラスのおじさん。シアトリカルで知的なパフォーマンス。
こういうバンドに2,010年の今、出会えるとは。長生きはするもんです。まだアルバムも出てないようだけど、ぜひブレイクして欲しいな。
曲もおおげさで、朗々と歌い上げるスタイルで、これぞニューロマ。がんばれHURTS!

3つ目、YES GIANTESS。
ゴメン、正直言って印象薄いです。エレポップ主体のソニックステージで、唯一ギターが上手そう気な感じがしたんだけど、よく分からなかった。なんだろう、がんばっていると思うんだけど伝わってこない。
ボーカルのお兄さんが一生懸命動き回るんだけど、何かこう、胸に迫らない。
でもこれまた80年代シンセポップ風のサウンド。エイティーズ世代としては、応援しないわけには行かない。

4つ目、TWO DOOR CINEMA CLUB。
今回、ぼくが期待していたバンドのひとつ。
が。が。
あれれ。何だかなー。これまた今一つ伝わってこない。打ち込みのせいだろうか。客は大盛り上がりしてものすごい人がステージ前方に押し寄せてるんだけど。
打ち込みでパカスカ派手なシンセとドラムを入れて、アップテンポでボーカルが叫ぶ。それ自体は決して悪くないんだけど・・・ゴメン。オレには合わなかった。家でアルバムを聞いているといい感じなんだけどな。まだライブがこなれていないのかも。

TWO DOORを途中に、BIFFY CLYROを見にマウンテンステージに移動。
きょう見た中で、いちばんハクジン率高し。
ビール片手の大柄なハクジンさんたちが、始まる前からステージ前方で大声で騒いでいる。これこれ。これぞライブって雰囲気。
お客さんはだいたい3層に分かれていた印象。騒ぎたいだけのモッシュ部隊。まじめなビッフィ・ファン。良く知らないけど興味があったので見に来た層。
演奏が始まるとあっという間にサークルモッシュ発動。やめてー。40過ぎにはつらいのよー。
演奏はやや走りぎみだったけど、スケールの大きな良いライブでした。
ヒット曲「Mountain」は大合唱。盛り上がったなー。
今回のサマソニは、このビッフィ・クライロを見るためだけに来たようなモン。期待にたがわず、良いライブでした。
あ、メンバーの方々、上半身裸で演奏するなら、もう少し体脂肪を減らした方が・・・。

続く。

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