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2010年2月12日 (金)

Microsoft Office for Mac 2011が発表?

日々つきあっているMicrosoft Office 2008。
きょうはひとこと言わせてほしい。
使えば使うほどストレスがたまる、たいへんなアプリケーションである。

Word 2008はムズがり屋だ。ささいなことで突然終了する。
先日はフォントが壊れてたいへんだった。MS明朝が突然でたらめなフォントになった。フォントキャッシュをクリアしてもまたすぐ壊れる。
高機能がウリだそうなので引用文献機能を使ってみた。まったく使い物にならなかった。
引用スタイルが4誌しかなく、最大の文献検索サイトPubmedからのインポート機能もない。いちいちテキストフィールドに手打ちしないといけない。ふつうに文中に手入力した方がはるかにマシ。この機能を使っている人ってほんとうにいるんだろうか?
そして文章を入力して変換未確定の状態で他のアプリケーションに切り替えると、すべて未変換の状態で確定してしまう。選び直して再変換するか、再入力するしかない。うっかり手のひらが画面外でクリックボタンに触れると、一瞬でひらがなのまま確定してしまう。
とても使いにくい。不安定で不安だ。うーむ。

Excel 2008はVBAが使えない。
どうしても使いたいstatcel2と言うアドインがあり、やむなくExcel 2004をインストールした。
(これがまたたいへんな作業だった。マジで)
以前使えていた便利な機能が最新バージョンで使えないというのは、やっぱり納得がいかない。

PowerPoint 2008は、保存のたびにキャレットが各スライドの見出し先頭に移動する。うっかり保存のあとに文章を打ったり図をコピペしたりしようものなら、レイアウトが大崩れだ。あわてて⌘Sを押してしまうと目も当てられない。
度重なるバージョンアップを経てもまったく改善されない。きょうも保存のたびにキャレットが先頭移動する。

そして全体を通じて、動作が遅い。もっさり。のったり。
操作が分かりにくいからヘルプで調べようとすると、なんとネット未接続環境ではヘルプが大幅機能ダウン。
こんなオチャメな、アマゾンでも酷評のofficeスイートが、2011と銘打ってバージョンアップするらしい
今回も新機能がいっぱいあるそうだ。
うーむ。
新機能はもういいからさ、いままでの機能を実用レベルに引き上げてほしいのよ。
Microsoftのありあまるリソースなら、EndnoteのInsert Citation機能くらいすぐつけられるでしょうに。フォントが堅牢だとか保存のたびにキャレットが飛ばないとか、当たり前の機能を当たり前に使えて、なおかつすぐにクラッシュしないでほしいのよ。
なぜ毎回毎回、安定性や従来機能の充実をおろそかにして(まったく使えない)新機能に飛びつくのか?Microsoft社のソフト戦略はどうなっているんだろう。ユーザのニーズを完全に見誤っているとしか思えない。

互換性の問題さえなければ、いつでもiWorkに移行したいところなんだが・・・うーむ。

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