ギブソンから衝撃的なギター。たしかに衝撃的なんだがw
久しぶりにギターネタです。
ギブソンから衝撃的なギターが登場したニュース。
Gibson - ギブソンから、衝撃的なSG登場 - BARKS ニュース
ギブソンから、衝撃的なSGがリリースされた。その名も「Zoot Suit SG」だ。
(中略)
2009年。未曾有の経済不況、深刻な温暖化問題。もったいない運動。そしてエコ。人々の意識も変わった。価値観も大きく変化した。そんな中での、人工合板材を全面に推し出して登場した、Zoot Suit SG。今だからこそ、まさしくZoot=最先端じゃないか。
レインボーカラーとなったZoot Suit SG、もちろんこの模様は塗装によるものではない。予め染色されたバーチ材を幾重にも張り合わせたブロック材を削り出すことで生まれるラインだ。
ええ〜。
合板ですか・・・うーむ。いつかは美しいトラメのレスポールを所有したいというのが多くの中高年アマチュアギタリストの夢なのですが、それとは真っ向から対立するコンセプトですね。
人々の価値観は変わったかも知れないけど、ギター弾きの価値観はそんな変わらんからなー。
木材をあらかじめ染色してあるというのも、なんと言って良いやら。
もちろん音が良ければそれがでいいんですが。
自分を含め多くのアマチュアギター弾きは、音の善し悪しなんて分かりません(きっぱり)。
クリーンサウンドならともかく、歪ませた上にほかの楽器の音と混ぜたら、ギブソンかどうかなんて分からない。
むしろルックス。「オレはトラメのヒスコレの1959レスポールを弾いているんだッ!」と言う強烈な自負心。これがものすごく大事。ほんと大事。ギタリストなんておだてりゃ木に登る人種だから、ルックスや楽器に対するオマージュがダイレクトにプレイに反映する。
そう言う意味では、「オレは20枚の合板のSGを弾いているんだ・・・」と言う萎え感覚は、いかにエコとは言え、ちょっとまずいような気がする。
ギタリストはほんと「魂」とか「キアイ」をものすごく大事にするからねー。気合いの入れづらい楽器は敬遠される。
ハッ?!
いま気がついたけどこれって、ポール・スミスのマルチストライプ柄じゃん!
オサレ!
ひょっとしてポール・スミスファンには受けるかも!
ぜひ提携してポール・スミス店舗にディスプレイして欲しい。
がんばれマルチストライプ・SG!
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コメント
ども ^^ノ
ご無沙汰です。ブログはいつも楽しく拝見してます。
お邪魔になるかと思いコメントは控えてきましたが、このネタには飛びついてしまいました(汗)
私もひと目見てポールスミスじゃん~~?!と思いました。(私はポールスミスなんてぇ世代じゃないですが、甥の就職祝いでこのメーカーをせがまれたので知っています・・)
本題のこのギターですが~
・SGだから許される・・・
・敢えてSGで採用・・・
ということで怒り(?)を抑えたいと思います。
レスポールだったらギブソン社前で蜂起でしょう!
ところでレスポールファンとポールスミスファンはカブルのでしょうか・・・カオルさんの言うように提携されたらブランド名は【レスポールスミス】でお願いします。
投稿: かずん | 2009年9月15日 (火) 13:01
おお、かずんさん!
まさかこちらのブログを読んでおられるとは・・・ビックリです。
ジョグノートの方は,ゼンゼン顔を出さずにゴメンなさい。
かずんさんは、たしかベースを弾いておられると以前お聞きしました。
あいかわらずひょうひょうとした楽しいコメント、ありがとうございます。
レスポールスミス、いいですね!
ぜひ両社に提案してコラボしてもらいましょう。
しかし、ポール・スミスファンはオシャレでハイセンスですから、この不細工なギター(ああ言っちゃった・・・)は美的に許せないかも。
ほんとうにポール・スミス氏にデザインを頼めば、もっと違った意匠になった気がします。
きょうの記事にも書きましたが、どうしちゃったんでしょうねギブソン。これ以上ヘンテコなギターを出してきたら、ほんとにデモ行動ですね。
投稿: カオル | 2009年9月15日 (火) 23:40