無事に一日が&芥川龍之介「偸盗」
きょうは支社トップが出張で一日不在。
忙しかったが、何とか一日が無事に終わった。
金曜日は夕方から8時まで、支社トップと「ティータイム」になる。
彼が部署にやってきて、残り番であるぼくと話をするのである。
話があるときはありがたい時間なのだが、話題も途切れて沈黙が支配してもティータイムは終わらない。自分から席を立つわけにも行かない。席を立とうにも自分の部署なので、ほかに行くところもない。
つか、ティータイム2時間以上って長すぎ。
しかし上司がコミュニケーションを求めて部署に来ている以上、無下にすることも出来ず。
仕事がたまってじりじりしているのに支社トップとじっと沈黙のお茶をすすっているのは、なかなかつらい。かなりつらい。相当つらい。
きょうは支社トップがおらず、夕方からあとは気を遣うこともなく自分の仕事が出来た。
一段落して、twitterで興味を持った芥川龍之介の短編を読む。
偸盗、いいです。
不穏と狂気と対立を含んだ、西部劇の出だしのような前半。
中盤から一気に戦闘シーンになだれ込み、あっと驚くクライマックスまで息つく暇もない。
エンターテイメント小説じゃないの、これ。
芥川がこんなジェットコースター小説の書き手だとは知らなかった。ハリウッド映画並み。すごいすごい。
いやtwitterておもしろいわ。芥川なんて読まないまま終わっていたかも。感謝感謝。
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