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2009年2月12日 (木)

引き続きBigBook精読中

引き続きビッグブックこと「アルコホーリクス・アノニマス」を読んでいる。
あらためて、信仰を持つこと、自分を超えた大きな力を信じること、自分の考えにしがみつくのをやめること、を強調しているのに気がつく。
今まで何度も読み返していたのに、4章でそのことを繰り返し強調しているのに気がつかなかった。いや、気がついていたけれど今日読み返したほどには印象に残っていなかった。
なぜだろう?
何度も読み返したと思っていたけれど、きちんと心に届いていなかったに違いない。
信仰という言葉がより広い意味で解釈されていたことに気がつく。
金を信じること、他人を信じること、地位を信じること。そう言ったことも広い意味で「信じること」=信仰、ととらえている。
その上で、今まで自分がしがみついていたものを手放し、この本が提案する「自分を超えた大きな力」に身をゆだねることを提案している。
そうか、今までぼくは、ここの部分は単にキリスト教の宗教観を借りてきただけだと考えていたんだ。
AAはもちろん宗教じゃない。
でも宗教から借りてきた概念を随所に取り入れている。
中でもこの、自分が今までしがみついてきた(信仰してきた)ものを手放し、我を張るのをやめ、より大きな力に身も心もゆだねること、は重要なところだ。

そう、たしかにぼく自身、ゆがんだ自分の頭、アディクションマインドで考えているうちは何もうまくいかなかった。
何度も酒をやめようとしたけれど、どういう訳か都合のいいいいわけが頭に浮かぶとふっとスイッチが入ったように連続飲酒に戻っていった。何の抵抗もなく、前妻、上司、両親に言い訳や嘘が口からするすると出てきた。そんなことを繰り返しているうちには何も変わらなかった。事態はどんどん悪くなっていき、何度も入院した。
自分の考えを手放し、AAのやり方に身をゆだねようとしたときから、やっとぼくの回復は始まったんだった。

ビッグブックを何度も読んでいたのに、信仰とか神とかいう言葉からキリスト教のAA流解釈、という見方が抜けきっていなかった。ここで書かれているのはもっと深い、そもそも人間が何かを信じるとはどういうことか、そもそも何も信じず、信仰せずに生きていくことは可能なのか、ということだ。

そういう壮大な話になっているけれども、基本は「アルコール依存症からの回復」だ。
この本では繰り返し、様々なアル中が描かれている。
どの人物も、まるで自分の分身のように感じる。
あさってのスポンサーシップまでにもう一度読み込んでおこうっと。

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