久しぶりの仲間
きょうはホームグループのミーティング。
久しぶりに会う仲間がいた。
ぼくがAAにつながりはじめのころ、彼にはよくあちこちに連れて行ってもらった。
十和田湖のラウンドアップに行った時には、往復車に乗せてもらった。
帰り道で道を間違って教えてしまったにも関わらず、ムッとする様子もなく淡々と運転を続ける彼に「ああ、ぼくもいつかこんな風になれるんだろうか」と思ったことを憶えている。
彼の落ち着きとユーモアには、最初の何年か、ほんとうに助けられた。
ぼくと同い年だが、いつも頼りになる兄貴といった存在だ。
ここ数年は転勤で合う回数もめっきり減った。
久しぶりの彼の顔は、あれからもう何年も経つのにちっとも変わらない。若々しいままだ。
あす、久しぶりに戻る地元のミーティングで10年のバースデイを祝ってもらうのだという。セミナーの席でバースデイもやるんだろうか?いいな。豪勢だ。
おめでとう。
あすは仕事でミーティングには行けないけれど、ほんとうにおめでとう。
プライベートでもうれしいことがあったとのこと、何よりだ。ぼくもうれしいッス。
愛してるぜ、アニキ。
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コメント
昔話です。
16年くらいまえにカオルさんの地元AA主催のセミナーに
行ったことがあります。
私はまだ学生で、あるイベントにむけて
「アルコールと人とのかかわり」をテーマに調べていました。
その一環でした。
同級生のNも一緒でした。
講演の時に、スピーカーだった当事者の方が
「自分はブランドに弱い。それは自分の弱さからくる。」といった
話をさらりとしてくださいました。
彼は全然当事者には見えませんでした。
すでにある程度年齢がいっていたような記憶があります。
事業主?として成功をおさめている人のようにしか見えませんでした。
その話を一緒に聞いていたNは非常に深く考え込んでしまい、
帰り道で、その話を自分と深く照らし合わせて、かなり落ち込んで
しまったという独白のような台詞を聞きました。
彼のそういう生真面目さが、私は好きでした。
今日の書き込みを読んでいて、そのスピーカーの人のことを
思い出していました。
お元気でいらっしゃるかなあと思いました。
よく考えたらカオルさんもご存知の方なのかも、と初めて思い至り
ました。
もしもお会いになることがあればよろしくお伝えください。
あなたの話は、ある1人の青年の分岐点になったのですよ、と。
残念ながら今Nに逢うことはできないのですが。
その話をその後することは無かったけれど、彼にとって人生の方向が
変わった瞬間だったのではないかと、私は確信しています。
ありがとうございます、とAAの皆様にお伝えください。
投稿: 石垣ゆい | 2009年1月18日 (日) 07:06
ゆいさん
こんばんは。返事が遅れてスミマセン。
すてきなエピソード、ありがとうございました。
そうですか、そんなこと思い出深いことがあったんですか・・・。
思い当たるメンバーは何名かいます。
Nさんのことは、最近ぼくも折に触れ思い出します。
いろいろな思いを残しつつ、ひとはそれを受け継いで成長し続けるのだと思います。
彼のことをあなたが、ぼくが、思い続ける限り、彼の成長はわれわれの成長として継がれて行くのだと。
機会があれば仲間にも伝えていきたいと思います。
投稿: カオル | 2009年1月22日 (木) 00:01