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2008年10月18日 (土)

山形でも走る

山形に出張で来ている。
朝イチで高速に乗り、山形市街地のイベントホールへ。
今回は大きな勉強会なので、ぼくは話を聞いているだけだ。プレゼンだの会議だのの東京の勉強会と違って大いに気楽だ。
今回は出張費も出た。わーい。
勉強会はつつがなく午後4時に終了。きょうはどこにも出かけずホテルでゆっくりしよう。
貯まっていた資料に目を通し、たっぷり知識を吸収してプレゼンを作ろう。
そう思っていたのだ。が。
終了間際、本社トップにつかまる。東北の他県の参加者は多いが、わが福島県からはわずかに6名しか来ていない。マズイ。このあとは懇親会だ。他県より参加者が少ないのは本社トップのメンツに関わる。
に、逃げなければ。
が、まったく視線を外さないままニコニコと本社トップの笑顔が近づいてくる。逃げられない。。。
「懇親会に出なさい」
顔は笑っているが目がおっかない。
はい・・・。

さいわい懇親会まで2時間ほど時間が空いた。
いちどホテルにチェックインし、ウェアに着替えてシューズのひもを締める。
夕暮れの山形、市街地を走り始める。
部活帰りだろうか。大勢の中高生が歩いている。柄の悪そうな子があまりいない。みなまじめそうだ。
しばらく走ると、有名な文翔館に出た。

081018yamagata01

有名な建物のはずなのに、すぐ前で子供がボール遊びをしている。ほかにも散歩したり話し込んだりしている人多数。何とも言えないまったり感。
もうしばらく走っているとさらにおもむきのある建物に出た。


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何とも言えないレトロな建物。仰々しい印象はなく、町の風景に溶け込んでいる。
そこからさらに走って、例の馬見ヶ崎河川敷に出る。
暑くもなく寒くもない空きの夕暮れ、空の広い川沿いの道を走る。
風景と自分が一体になったような気がする。
ランニングをやっていてよかった。そう思った。

1時間ほど走ってからホテルに戻り、またネクタイを締めて会場に戻る。
それにしても、知り合いのいない退屈なパーティというのは苦しいものです。立食のお料理をつついても味がゼンゼン分からない。数少ない知り合いも早々に帰ってしまい、ついに本社トップ、ナンバー2、ぼくの3人だけになってしまう。く、苦しい。ひたすら本社トップのおそば仕えに徹する。ワタシはビール注ぎ人形デース。とほほ。

2時間弱で懇親会は終了。長い2時間だった。
その後、クールダウンのために山形市内をクルマでうろついてみた。
なんて言うんだろう。夜が夜らしい気がする。闇が濃い気がする。
クルマを降りてみると、子供のころにかいだ夜のにおいがする。ついぞ忘れていた夜のにおい。
山形、住んでみたくなりました。雰囲気のある町です。

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