限定性と不完全性
9月は何とか走行距離200kmを突破。
ホッ。
しかし山形から戻ってきて以来、何とも体調が悪い。
日曜日の夜に39度の熱が出て、月曜日は午前中休んでしまった。
その後持ち直してきたけど、いまだに頭が痛い。
もちろんランニングはおやすみ。やれやれ。
こう言うことがあるたび、思い知る。
自分には自分のキャパシティがある。使える時間も体力も集中力も有限だ。
限定された能力、不完全性。
でもわれわれはその中でやりくりしていくしかない。
何もかも100%と言うわけにはいかない。
無理をすればそのツケが回ってくる。
自分の限定性を理解すること。
不完全性を当為として受け入れること。
でもあきらめないこと。
楽なバイパスは存在しない。
集中と持続が唯一の解法であることを忘れないこと。
長距離ランナーのように。
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コメント
「自分には自分のキャパシティがある。」
私もそう感じることがよくあります。
ツケがまわってきて会社を休んでしまうことがあると、
あきらめたくなってしまいます。
でも、あきらめないことが重要ですよね。
投稿: 齋藤 | 2008年10月 4日 (土) 21:54
齋藤さん
オトナになるにつれ自分の容量が見えてくる。
なんだか寂しいような気もしますが、無理をするとあとで必ずツケが回ってくる。これはもう「そう言うものだ」と思ってやっていくしかありません、少なくともぼくの場合は。
お互いいろいろしんどいことがあっても(しんどいことばかりですが)、あきらめずにやっていきましょう。
ランナーの特性の一つに「努力それ自体に価値を見いだす」と言う点があります。これはAA的な考え方でもあると思います。
目標に向かって一歩ずつ近づいていくこと、それ自体が意義のあることなんだと思います。
(スミマセン、なんかエラソーなこと言って)
投稿: カオル | 2008年10月 5日 (日) 10:45
ツケがまわってくると、何故みんなツケがまわってこないんだ?とずっと考えていたので、自分のキャパを把握できていないからだと思います。
カオルさんのお言葉は全然エラソーなことじゃないですよ。
とても励まされました。私も大人になったんだと考えられるようになりました。ありがとうございます。
投稿: 齋藤 | 2008年10月 6日 (月) 12:28
齋藤さん
ぼくの周りにはものすごくエネルギッッシュで、仕事も趣味も人の3倍も4倍もこなしていている人が何人かいます。
以前はそう言う人と自分を比べて何となく劣等感を感じていましたが、いまはあまりそう感じなくなりました。
少しずつでも、いろんなとらわれから解放されていきたいものですね−。
投稿: カオル | 2008年10月 6日 (月) 22:51