サマソニ08まとめ
大トリのコールドプレイを見終わって深夜バスで帰ってくる予定だったけど、翌日を考えて新幹線の採集で帰宅しました。
2ちゃんねるを見ると、終演後の海浜幕張駅はひどい混雑だった様子。
コールドプレイを見逃したのは惜しいけど、たぶん終演まで見ていたら相当に消耗していたと思う。
これでよかったのだろう。
初日に見たバンド。
サカナクション。ロス・カンペシーノス。ブラッド・レッド・シューズ。イエール。サブウェイズ。ザ・キルズ・・・はドタキャン。デスキャブ・フォー・キューティーズ。ロストプロフェッツ。セックス・ピストルズ。ペンデュラム。
特筆すべきはロス・カンペシーノス。出色のライブ。
楽しい。一生懸命。不器用で無様でひたむきで、最高のロック。
ハッピーなサウンド、イアン・カーティスを思わせるボーカル。バイオリンを取り入れたアイリッシュなバンドスタイル。
ボーカルの彼がステージから飛び降りた時は、ロックンロールを感じた。もうこのバンドを見れただけで今年のサマソニに来た甲斐があった。
イエールもよかった。
テクノ嫌いの妻が、このユニットだけは楽しく見れたそうだ。
ボーカルのフランス人女性(モデルさん?)と打ち込み・ドラムの2人の男性、3人組。
キュートでハッピーでハイセンスで熱い、テクノなフレンチポップ。
3年ぶりのサブウェイズは、線が太くなっていてビックリ。
ほっそりした少女漫画の少年を思わせるボーカルはいつの間にか上半身裸のマッチョになっているし。キュートなベースのシャーロットちゃんはちょっとケバくなっているし。
でも演奏力、ステージの貫禄は確実な成長を物語っていました。ロックンロール・クイーン、とてもかっこよかった。
ロストプロフェッツはねぇ・・・オジサンには分からなかった。ビジュアル系って分類でおk?
最初かなり前のほう、最前列近くで見ていたけど、周囲のあまりの盛り上がりぶりに、1曲目すぐであえなく後退。周りのファンは踊る踊る。メッセのコンクリの床がぶんぶん揺れていました。
ピストルズ。
ロットンを見るのはPILの初来日以来だ。
予想通り太っていたが、驚いたのは残りのメンバーも太っていたこと。
ギターのスティーブ・ジョーンズなんて小みっちりと太っている。うーん。同世代のポール・ウェラーがしっかりダンディなのとは好対照だ。まぁピストルズの面々は間違っても節制とかジョギングとかしなさそうだもんなー。
でも演奏はしっかりしていた。タイトでスピード感にあふれたプレイ。
ロットンのボーカルも、昔聞いたあの声のままだ。やりたい放題のライブ、数々のスキャンダル、わずか2年でロックの歴史を塗り替えて解散した伝説のバンド。
数十年の時を超えて、21世紀にピストルズを生で見れるとはね。感無量なり。
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コメント
本当に申し訳ありません。
専門固有名詞が多くて
知識不足で
全く付いて行けません。
ただ奥様がテクノ嫌いはかなり残念です。
Bonziは結局細野さんが好きみたいです。
ティンパンアレイ
という名前は浮かんで来ます。
数年前にCMで「風をあつめて」を聞いた時は驚きました。
JUNOとか言うアナログ的なキーボードに憧れた時もあったかな?
投稿: Bozi | 2008年8月11日 (月) 19:59
bonziさん
ぼくも年々、新しいバンドをフォローしていくのが厳しくなってきました。気がつくと世の大半は知らないバンドばかりと言うことになりつつあります。フェスに行くのは耳が時代遅れにならないようにするのもあります。
「風をあつめて」、いいですね。はっぴいえんどですね。
♪そしてぼくーはかーぜーをあつーめてー、かーぜーをあつーめてー、青空を、駆けたいんです、あおーぞらをー♪
名曲ですね。
JUNOはローランド社のシンセサイザーシリーズですね。
現在も新型がどんどん開発されてて、最新のは空中に手をかざすだけで音色が変化したりするそうです。世の中は恐ろしい勢いで変化していきますねー。
投稿: カオル | 2008年8月11日 (月) 21:29