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2008年7月30日 (水)

研修生との別れ

毎月一人ずつ、新しい研修生が来ている。
一ヶ月交替で、5月から8月までと、12月から2月まで。
合計7人。8月でちょうど折り返しだ。
朝から晩まで、ほとんどぼくといっしょに行動してもらっている。ちょうど刑事物のドラマで駆け出し刑事がベテランとペアを組んで仕事を覚えていく、あんな感じだ。
一方的にぼくが教えるだけじゃなく、違うジャンルに関しては研修生から最新の知識を教わることも多い。
朝から晩まで一緒にいるのは正直しんどいと思うこともあるが、波長が合ってくるととても楽しい。

Iくんは30歳を少し超えたばかりだというのに、見た目がかなりオッサンである。
恰幅がいい。頭髪がややアレだ。洋服も落ち着いたセンスである。
落ち着きがあるといえば落ち着きがある。押し出しがいいといえば押し出しがいい。
若者を指して「ヤング」と呼ぶ。「ヤングの方とはどういうしゃべり方がいいんでしょうね」とか。
自分もまだヤングで通じる年代のはずだが、すっかり達観している。
話し方や説明の仕方にも独特のクセがある。伝聞の情報を説明する時に「○○社の○○部の○○さんの話で・・・」と話し始めるものだから、前置きが長い。
表情があまり変わらない。うちの支社にきて本社との違いに驚くことも多いはずなのだが、多少のことでは感情が表れない。
が、数時間経ってから「さっきのアレは驚きました」とか「さっきの件はいささか傷つきました」とか、ぽつりとつぶやく。
あとで言わず、その場で言ってほしいなぁ。そう思いながらも、数時間遅れで前後の経緯や背景の事情を説明したりする。

そんなIくんだが、近頃は妙に波長が合ってきて楽しい。
顧客とぼくのやりとりをじっと聞いていて、あとで鋭いコメントを放つ。口数は少ないが、鋭い観察力と判断力を備えている。
彼独特のユーモアのセンスも、何ともいえず楽しい。みなでわいわい話していて中心になる人物ではないが、一対一で話すと何ともいえないじんわりした人間味があふれてくる。

Iくんともあすでお別れである。
さびしい。
だいたい新しい研修生がやってくると、いちにちの流れや仕事のやり方を覚えてもらうのに2週間。
そこを過ぎると、お互いのクセのようなものが分かってきて、楽しくなってくる。
とりあえずきょうはIくんのお疲れさま会だ。
新人とふれあうのは楽しい。が、別れがくるのはせつないなー。

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