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2008年7月12日 (土)

マイ80年代を代表するCM

いまさらだが、80年代には独特の空気があったと思う。
ひとによってそれはYMOだったり鈴木英人のFMステーションの表紙イラストだったりテクノカットだったり江口寿だったりプリンスだったりシーラ・Eだったり岡崎京子だったりカフェバーだったりするんだけど、そう言うのがごった煮になった、独特の「時代の空気」があった。
ぼくがその当時好きだったCM。パイオニアのプライベート。

なんてことはない。
物思いにふける女の子が、港の見える部屋でボール遊びをしている。
それだけの絵だ。
でも自分の中では、この短いCMの中に当時の「時代の空気」が凝縮されていると思う。
光の加減。明るい色使い。
女の子の髪形や服装。洒落たミニコンポのステレオ。港の見えるワンルームマンション。
当時、何とも言えないあこがれを感じたCMだった。

2年後には同じパイオニア社のプライベートのCMで、こんなのがある。

リンクのみ

当時大流行していた鈴木英人のイラストそのままの部屋。
こういう部屋、こういう生活が当時のステイタスだった。

どうも90年代からあとはなじめない。もちろん文明は進化し、生活は便利に、豊かになった。
でも当時のような、時代の空気、時代のトキメキみたいなものは80年代をピークにどんどん薄くなってきているように思える。
80年代。みんなテクノカットで先のすぼまったズボンを履いて、ボートハウスのトレーナー(なにが良かったんだろう?)を腰に巻いて、バドワイザーのマークのセメント袋を小脇に持って歩いて、何だかよく分からない時代だった。
でも面白いもの、得体のしれないもの、オリジナルなものがそこら中にあふれていた。
それは未来に対する、将来に対するポジティブな感覚が共有されていたからなんじゃないか。
そう、80年代はポジティブな時代だった。
フールズ・メイトやを読んでデカダンスを気取ってみても、反原発を語っても、どこか未来に対する無条件の信頼感があったんだよねー。

ちなみにこのプライベートというミニコンポ。
CMの最後にチラッと値段が出てくる。219,000円。ミニコンポにしては恐ろしい値段だ。
そうそう、フロントローディング式のトレイがぐわーっと手前に出てきますが、もちろんCDプレイヤーじゃありません。
レコードプレイヤーね。エイティーズ最先端技術。

そうそう、CMの女の子、桐島かれんだそうです。

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