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2008年5月13日 (火)

研修生の季節

うちの部署に研修生がやってきた。
おととしは3名の研修生が本部から派遣されてきたが、昨年はゼロ。
が、ことしは何と7名も研修生がやってくるという。
期間は全員1ヶ月。指導担当はいちおうぼくが任されている。

よその支社に聞くと、研修生なんてうざったいだけだと言う意見が多い。
将来自分のところの支社に来てくれるわけでもない。1ヶ月だと戦力にもならない。
見学に毛の生えた程度の研修生なんて手間がかかるばかりで何の得にもならない。

そう言う意見を聞くと、人はみなそれぞれちがうものの考え方をしているんだな、と思う。
ぼくは研修生は大歓迎だ。
戦力にならないと言っても、基本的にまだ頭が柔らかくてエネルギーに満ちている若者たちだ。
1週間もあれば、それなりに形はついてくる。仕事の面白さを憶えれば、放っておいても仕事を吸収して行く。
それに、若いひとたちと接するのは楽しい。
ものの見方、考え方、感じ方、自分がとうに忘れてしまったことを思い起こさせてくれる。
将来への希望や不安、自分がかつて感じていたこと、上の世代に対して抱いていた感覚なんかを思い出させてくれる。
そしてときには若者らしい素朴さで、同僚や上司が遠慮して言えないようなこともズバズバ言ってくれたりする。
そして何よりも、勉強の機会になる。研修生にものを教えるには、自分がきちんと勉強していないといけない。勉強せざるを得ないのだ。

研修生が来ると錆びついた頭がリフレッシュする。
きょうもいっしょに宿直だ。研修生はご飯を3杯食べて、カップラーメンまで食べようとしている。
えらいなと思うのは、そのあとでちゃんとレポートをまとめたり勉強をしている点だ。
えらいなー。ぼくなんて、晩ご飯食べたあとはもう勉強なんてしたくないもんなー。
ぼくも日々がんばらないといけないな。

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