合同練習
先だっての日曜、ジョグノート仲間のbonziさんといっしょに走ってきた。
前から一緒に走ろうと言っていたんだけどなかなか実現せず。今回が初の合同ジョグだ。
天気は快晴。
市内の公園に集合して公園内のトリムコースを走る。
生まれ育った町。子どものころからなじみの深い公園だ。野球場、陸上競技場、D51機関車、大きな池にかかった長い橋。
それらを縫うように、ふたり並んで走って行く。キロ6分半ペース。話をしながらでも息の上がらない、ゆっくりしたペースだ。公園の風景は変化に富んでいて、走っていて飽きない。
子どものころから運動が苦手だった。陸上競技なんて大ッキライだった。
肥満児で運動神経ゼロのぼくは、運動会ではいつもビリッケツだった。スポーツというのは劣等感を痛感するものでしかなかった。
それがまさか、楽しんでランニングをしているとはね。
何周か走ったあと、ふたりでトラックで遊んだ。
300m走、100m走。
彼が飲み物を取りに行っている間に300mを全力で走ってみる。1分ジャスト。速いのか遅いのか分からないが、まぁもちろん遅い方だろう。
次にふたりで900mの駆けっこをやってみた。駆けっこなんて何十年ぶりだ。
しかし300mのトラックを一周したところでぼくは息があがってしまい、あえなく脱落。残念。
最後にふたりで100mを全力疾走してみた。
ぼくは17秒と半分。彼は14秒60。雲泥の差である。
でも、タイムなんてどうでもいい。
身体を動かすことがこんなに気持ちいいなんてね。運動場の直線がこんなにすがすがしいなんてね。
それも、だれかといっしょに。
帰り道、桜のつぼみのひとつがほころんでいた。
青い空に浮かぶ桜のつぼみ。
桜の季節なんだ。
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