ゆっくり走れば速くなる
浅井えり子著、「ゆっくり走れば速くなる」を読む。
94年に名古屋女子マラソンで優勝したランナーである。
LSDの大切さが書かれていた。
まずLSDをじっくりやって、身体の器を大きくするんだそうだ。小さい器のまま無理なトレーニングを重ねると故障しがちになるんだとか。
ゆっくり長く走り込むことによって走れる身体を作り、同時に無理のない、力の抜けたクセのないフォームを作る。スタミナをつける。スピードに対する感覚を養う。走る習慣を作る。
しかるのちに、負荷をかけるトレーニングを行うんだそうだ。
読んでいて、いちいちもっともだと感じた。
自分は無理なペースで走っていなかったか。日々オーバーペース気味に走っては疲れ、数日休む。
この繰り返しではなかったか。
イカンイカン。
走る理由は、楽しいから。走ること自体も楽しいし、目標を持ってそこに向けて努力をするのが好きだから。
義務のようにヘトヘトに走っていてもつらいだけ。
ゆっくり走ろう。楽しく走ろう。
ちょっと走り出すとすぐにそのことを忘れてしまう。10キロ、15キロ、20キロ。キロ5分、4分50,4分半、いやもっと速く。つい欲が出てしまう。
楽しくゆっくり、長い時間をかけて走ろう。まずは身体の器を大きくして、負荷に耐えられる身体を作って行こう。
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