ミーティングに行ける時期、行けない時期
ここんところ、ミーティングに行ける機会が増えている。
市内のミーティング全部はさすがに無理だが、すこし前の数週間に一度というペースから考えたらずいぶん頻繁に行けるようになった。
ミーティングの顔ぶれを見回すと、ここ数ヶ月で知らない顔がだいぶ増えている。ニューカマーが多く来ているのだ。
新しい仲間。飲まない生き方を始めたばかりの、不安と強がりでいっぱいのアルコール依存症者。何も信じられず、何を信じていいのかも分からないアル中。かつての自分。
自分はそんな新しい仲間の役に立っているのだろうか。新しい仲間が飲まない生き方をできるよう、多少とも手助けできているのだろうか。
そう考えると、いささかこころもとない。何せ、自分がミーティングに足を運ぶのが精いっぱいなのだから。
サービスにたずさわり、新しい仲間に気さくに話しかけている仲間を見ていると、ほんとうにえらいな、と思う。
自分がもらったものを新しい仲間に手渡して行く。それがAAのやり方だ。もらいっぱなしでは自分がダメになる。きちんとそれを理解し、実践している仲間たち。尊敬するばかりだ。
仕方ない。ひとをうらやんでもしょうがない。
いまの自分にできるのは、ミーティングに出て、過去どうであり、いまどうであるかを話すことだ。
自分に正直に、背伸びせず、ありのままを話そう。AAから何を学び、何を得たのかを。
もし仲間が自分を必要とする時には、精いっぱい力になろう。
まずは足を運び続けること。足を止めないこと。
日々の暮らしの中でAAのやり方を使えるよう努力すること。
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