バースデイミーティング
きょうはホームグループのバースデイミーティング。
ある女性の仲間の、2年のバースデイだ。
いつも思い詰めた表情で会場に座っている彼女を見ると、自分がAAにきた最初のころを思い出す。
違和感。孤独感。仲間になじめないとかそう言うことじゃなく、自分自身がこの世界のどこにも属していない、誰からも必要とされてないと言う虚無感。不安感。
痛々しく、触れるだけで血の吹き出すようなひりひりした孤独感。
いつもそんな居づらさを漂わせながらも、彼女はミーティングに通うことをやめなかった。
弱音を吐き、絶望を口にしながらも、彼女はミーティングに来続けた。
そしてきょう、2年目のバースデイ。
おめでとう。心から祝福したい。
最初は取っつきにくかったようだが、少しづつうちのホームグループにもなじんできているようだ。
よかった。
ほんとのことを言うと、彼女の生きづらさを目の当たりにしていると、いつこの世から消えてしまってもおかしくないと思っていたもの。
いままで、そういう道を選んだ仲間が何人もいるからね。
あなたも、今いる仲間も、新しい仲間も、誰ひとり失いたくない。そう思うよ。
とにかく2年のバースデイ、おめでとう。
これからも共に回復の道を歩いて行けますように。
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コメント
わたしもミーティングへ来たばかりの仲間の顔が見づらい時があります。「こんな奴」と思うのでしようね。
私自身、AAにツナガッてそんな風に思われていたんだ、なんて思い出して薄笑いしています。
突然、失礼しました。ゴメン。
投稿: tenko | 2008年2月10日 (日) 21:21
初めまして、tenkoさん。
ぼくもAAに来始めのころ、自分ではふつうに振舞っているつもりでしたが、何年かあとで「あのころはひどい顔してたよ」と言われました。
内面の不安や生きづらさは、職場ではどうにか押し隠すことができても、ミーティングでは分かってしまうものなんでしょうね。
また遊びに来てください。
投稿: カオル | 2008年2月12日 (火) 07:18