Office 2008 for Macも激重か?
Microsoft社に恨みはないが、Mac版のofficeスイートは重い。激重い。
ためしにいま、Wordのファイルをダブルクリックして開いてみた。
Wordが起動して書類を開き、入力可能になるまで、何と65秒かかった。1分以上。ファイルの内容は、何の変哲もない、テキストだけのA4版2枚のレジメだ。フォントも2種類のみ、図や写真もいっさい使っていない。
にも関わらず書類を開くのに1分以上かかる。ぼくの環境はMacBook、2GHz Intel Core Duo、メモリ2GB。ひとつ前の世代とはいえ、標準的なMacユーザの環境だと思う。決して古いマシンをムリクリ動かしているわけではない。それにも関わらず1枚のテキスト書類を開くのに1分以上かかるビジネスソフトというのは、尋常ではない。
新しいMac版officeに望むのは、動作の軽さ。現行版の非人間的な鈍重さを改善すること。新機能はこれ以上なくていい。Windows版との互換性も、完全互換はどうせムリだと思っているからあまり期待していない。ただただ、1枚の書類を開くのに1分以上もかかるのを何とかして欲しい。
で、Office 2008 for Macの開発チームのインタビュー。
【インタビュー】初の日米同時発売「Office 2008 for Mac」、日本語版開発チームに訊く
-- 今回のリリースでは、ユニバーサルアプリケーション化によるパフォーマンスの向上が見込まれます。それ以外に、パフォーマンス向上に寄与する新機能はありますか?
(中略)
前田: Office 2008 for Macでは機能が相当増えていますから、全体のパフォーマンスは同等……でしょうか。Office 2004をそのままユニバーサルバイナリ化していたのなら、かなり速くなっているのでしょうけれど。
おおお・・・。
開発陣自らが、パフォーマンスは現行版と同等と言い切っている・・・おお・・・。
しかも「・・・でしょうか」と言う表現が気になる。速くなった、動作が軽快になったと言うのなら堂々とそう言い切るはずだ。ひょっとして現行版よりもさらに重いのか。
ってことは、またまた書類を開くのに1分以上もかかるのか・・・。
「Office 2004をそのままユニバーサルバイナリ化していたのなら、かなり速くなっているのでしょうけれど」って、まさにそれを期待しているのですが。そうですか。それはしないのですか。また激重ですか・・・。
Windows版のofficeスイートの軽さとは雲泥の差。
ひょっとして、MacユーザにWindowsへ乗り換えさせるためのワナか?うーん。
軽さで言ったら、Mac Office 98がいちばん軽快に使えたかな。頼みますよMicrosoftさん。。。
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コメント
僕のバイオもオフィス開くときはとんでもなく遅いです。
もともとバイオ自体重さを否定できないところなので、ソニーの人もMSの人もとんでもなく気が長~いのか、盆爺が短いのか…。XPでもこんなんです。現行windowsはどうなっちゃうの?
投稿: 盆爺 | 2007年12月15日 (土) 19:58
おお、bonziさん。
bonziさんはWindows機なんですね。
ソニーのバイオでもそんなものですか。職場では5年くらい前の富士通のデスクトップ機(Windows2000)で書類を作っていますが、WordもExcelもメチャクチャ速いです。この速さをMacで再現してくれればいいのになー。
最新OSのvistaはどうなっているんでしょうね。機能はもう十分だから、快適な動作を望むばかりです。
投稿: カオル | 2007年12月15日 (土) 20:54