胃腸炎なり・・・
火曜の夕方から急激に体調が悪くなった。
激しい消化器症状。胃腸炎である。
食べ物がのどを通らない。
きのうは知り合いのクリニックに行って点滴をしてもらったがほとんど変わらない。
きのう、きょうの二日間は自宅でひたすら寝ていた。
職場に電話を入れて支社トップに休みの承諾を取ると、やることがない。
せっかく時間があるのだからとむりくり「カラマーゾフの兄弟」を開いてみるが、重厚なロシア文学は体調が最悪の時の読書には向かないようだ。
音楽をかけても集中できない。耳障りなだけだ。
しかたなくベッドに横になり、天井を見つめている。
天井をじっと見つめていると、ただでさえ気持ちが悪いのに余計に吐き気が込み上げてくる。
困った。困ったがどうしようもない。
あとハクスリを飲んでひたすら時が経つのを待つだけだ。
頭が痛い。身体がどうしようもなくだるい。下痢と嘔吐。
トイレに突っ伏して胃のつかえが取れるのをじっと待っていると、飲んでいたころの記憶がよみがえってくる。
あのころはこんな風にして、毎朝を過ごしていたっけ。飲むのも苦しく、起きるのもつらく、神経がずたずたに悲鳴を上げていたあのころ。
いまは飲んでいない分、あのころよりはマシだ。
それにしてもつらい。うーん。
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コメント
おだいじに〜。
消化の良い物をたべて、ゆっくり休養してください。
そういう時間も必要ですよん。
子供相手の商売なので、そういう贈り物はよくいただきます。いらんと言ってもくださいます。
難儀ですが。
休めと神様が言ってくださっている。
そう思うことにしちょります。
投稿: pao | 2007年11月 9日 (金) 20:11
「カラマーゾフの兄弟」 僕は大藪春彦の小説の中で知りました。買えるんですね~
いつかは読んでみたい本です。
お体お大事に~!
投稿: 満 | 2007年11月10日 (土) 16:37
>paoさん
ようやく治ってきました。
しかし胃が荒れている感覚はおんなじです。食欲がない、ご飯を食べても美味しく感じられないってのは何とも言えずつらいです。
病気になって思い出す、健康のありがたみ。
>満さん
大藪春彦の小説にカラマーゾフの兄弟が出てくるんですか。へー。
そう聞くと何だか、荒野の悪党ガンマン兄弟みたいですね。「隠し砦の三悪人」みたいな。
長男ドミートリーは手の付けられない荒くれ者。次男イワンは頭脳派悪党。三男アレクセイは一見正直者っぽいけど裏表が激しい真のワル。
兄弟で徒党を組んで西部の村々を襲っていたところに立ちはだかる腕利き保安官スメルジャコフ。激しい撃ち合いの中、衝撃の真実が浮かび上がってくる。
・・・書いているうちに何だか本当にそんな物語のような気がしてきました・・・。
投稿: カオル | 2007年11月10日 (土) 22:39
あはは 一瞬 ガンマン編が出来ちゃったんですね!
本編読んでみたいと思います。
ちなみに出てくるのは「汚れた英雄」の中にです。
投稿: 満 | 2007年11月11日 (日) 06:02