leopardにしたら案の定ハードディスクの容量が足りなくなった。
良い機会なので250GBに換装。
交換自体はこの辺を参考に。以前もやったし、数分で完了。
が、データの引っ越しに悩む。
元のハードディスクを外付けHDDケースに入れて、データを新しい内蔵HDに引っ越せばいいのだが、それでは数々のアプリケーションやらドライバー類をいちいち手作業で入れ直さないと行けない。気の遠くなるような作業だ。
Macには移行アシスタントというユーティリティがあって、これで移行するのがいちばん手軽。しかしこのユーティリティ、なぜかFireWire接続のドライブしか受付けない。2.5インチHDDケースでFireWire端子がついているものは非常に数が少ない。少ない上に高価だ。
まず、ディスクユーティリティの「復元」機能を使って、2.5インチ外付けケースに入れた250GBに中身を複製。で、ハードディスクを交換して起動してみる。
ダメ。起動途中でエラーメッセージが出てしまう。そう簡単にハードディスクの複製は作れないか。
次。とりあえず何も考えず250GBをMacBook本体に装着、leopardを新規インストール。2.5インチ外付けケースに入れたもとの160GBから、必要なファイルをドラッグして交換しようとする。
これもダメ。アクセス権の関係で、そうそう簡単に引っ越せないようだ。
しかたない。leopardのタイムマシンを利用してデータを別の外付けHDDにバックアップし、新規インストールしたHDから復元しよう。
とりあえずHDをまたもとに戻し、念のためleopardを上書きインストール。これが良くなかった。
再起動してディスクユーティリティでアクセス権の修復をしようとしたら、パスワードを受付けない。どうやら何かの手違いで管理者パスワードが通らなくなってしまったようだ。
いろいろ試すがどうしてもダメ。
インストールディスクからブートしてパスワードをリセットしてもダメ。何をしてもダメ。
あちこち探して、こんな記事を発見。
シングルユーザモードで起動、呪文をひたすら間違わないよう打ち込み、ようやくパスワードが通るようになった。
忘れないように、呪文を書いておこう。
シングルユーザーモードで(Command + S キーを押しながら起動)。以下の呪文を入力。「>」は入力しない。各行の最後でリターン。赤いところはユーザ名。ホームフォルダの名前になっている半角英数文字。
>mount -uw /
>launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.DirectoryServices.plist
>dscl . -delete /Users/ username AuthenticationAuthority
>passwd username
“New password:”のプロンプトに続けてユーザパスワードをタイプ。
アップルの注記:キーチェーンパスワードに合うように、以前使用していたユーザパスワードをお勧めします。だそう。
“Retype new password”のプロンプトに続けて同じユーザパスワードをもう一度タイプする
>reboot
リターンキーを押して終了。
しかる後に、しばらく前に買ってあった1TBのFireWire接続の外付けHDDを引っ張り出してくる。DTM用に購入したのだが仕方がない。
コイツをタイムマシン用の外付けにして、あとはタイムマシン機能でデータを復元しよう。
・・・で、いま1TBのフォーマット中。何だかエライ時間がかかる。もうかれこれ30分もディスクユーティリティを作動させているがいまだに終わる気配がない。
うーん。
これだったらやっぱりクリーンインストールして、全部のアプリケーションを入れ直した方がかえって早いかも・・・。
アップルよ、頼むから移行アシスタントをUSBでも使えるようにしてくれ。交換した2.5インチSATAハードディスクを入れるFireWireケースなんてないのよ。1万円以下では。
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